しかしその後、上司に退職する旨を伝えたスガシカオさんは、“辞めるな！来春、課長にしてやる”と引き止められ一瞬心が揺らぐも、係長から課長に昇進しても700円しか給料が変わらないことが判明し、決断したそうです。

そして1993年に4年間務めた会社を退職したスガシカオさんは、両親が老後のために購入していた家に引きこもり、“なんとしてでも30歳までにデビューをするぞ！”と楽曲制作をスタートさせています。

しかし当時は貯金を切り崩しながら生活をしており極貧だったスガシカオさんは、薬箱にあった胃薬をふりかけにして食べたこともあることを後に明かしています。

そんなスガシカオさんは1996年、インディーズからシングル『0101』をリリースし音楽プロダクションと契約すると、翌1997年2月の30歳ギリギリでシングル『ヒットチャートをかけぬけろ』をリリースし、メジャーデビューを果たしたのです。

するとラジオ局のヘビーローテーションや音楽専門誌を中心に、瞬く間に業界で注目を集めるようになったのです。

そんなスガシカオさんは1998年、当時ジャニーズで大人気だったSMAPに『夜空ノムコウ』を作詞提供すると、SMAP初のミリオンセラーとなり、スガシカオさんの名も全国区に知れ渡り、ブレイクしたのです。

2012年に突発性難聴を公表し、一時は眠れないほどの耳鳴りに悩まされたというスガシカオさんですが、その後だいぶ回復し、2016年には1stアルバムからの連続アルバムTop10入りの日本記録を達成し話題となりました。

デビュー以降、シンガーソングライターとして毎年シングルをリリースし、アルバムもコンスタントにリリースしているスガシカオさん。

そんなスガシカオさんの年収について調べてみましたが、残念ながら非公表につき不明でした。

ただスガシカオさんは音楽プロデューサーとして多くのアーティストやテレビ番組などにも楽曲提供していることから、相当な額を稼いでいるのではないかと憶測出来ます。