「冗談なんかじゃないからネ」は、2006年にリリースされたメジャー2枚目のシングル「友達の詩」のカップリングナンバーです。相手に気づいてもらえるような素振りを見せたり、逆にストレートに気持ちをぶつけるなど、自分の気持ちの伝え方によってその後の展開が大きく変わることについ納得してしまう一曲です。

「事勿れ主義」は、2008年12月17日にリリースした中村中の8枚目のシングルで、楽曲プロデュースに初めて東京事変の亀田誠治を迎えて制作されました。これまでベースにしてきた歌謡曲にロックとスウィングジャズの要素を取り込んだものになっており、キャッチコピーの『国民の皆様、いいんですか、それで?』からも伺えるように、リリックは事なかれ主義な世間に対するアンチテーゼを描いた内容になっています。

「風立ちぬ」は、2008年7月9日に発売された中村中の7枚目のシングルで、全国松竹系公開映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』主題歌に起用されて話題になりました。楽曲プロデュースは小西貴雄で、映画製作側から鬼太郎（主人公）と楓（作中のヒロイン）との絆をテーマに楽曲制作を依頼されたことから、「たとえ離ればなれになっても、互いが生きているということを支えに逞しく生きていかねばならない」というメッセージを込めて楽曲が制作されたそうです。

「駆け足の生き様」は、2007年1月1日にリリースしたファーストアルバム「天までとどけ」に収録されている人気ナンバーです。WOWOWアニメ『REIDEEN』エンディングテーマに起用された曲で、アルバムのタイトル「天までとどけ」は、本楽曲のリリックに由来しています。

「汚れた下着」は、中村中のメジャーデビューシングルで、浮気をしている男性の視点から歌詞が書かれています。本人が全国大会出場を果たした「TEENS’ MUSIC FESTIVAL 2004」で知り合ったある男性が浮気男であったことを皮肉った曲になっています。

「部屋の片隅」は、中村中の3枚目のシングル「私の中の「いい女」」のカップリングナンバーで、フルートとクラリネットを起用したメロディーが特徴です。淡く切ない女心を表現したリリックに共感してしまう女性が多いといわれる名曲です。

「私の中の「いい女」」は、中村中の3枚目のシングルで、オリコンチャート39位にランクインした人気ナンバーです。TBS系ドラマ愛の劇場『いい女』のタイアップをもとに書き上げられた曲で、本人曰く「ありのままの自分をさらけ出していい女になろう」という女性に対する応援ソングになっています。

「未来通り」は、2007年1月1日にリリースしたファーストアルバム「天までとどけ」に収録されている楽曲で、周囲が自身の音楽を「歌謡曲っぽい」と言うのに触発されて、思い切って歌謡曲を意識して書いたという名曲です。別れた後に、思いでが邪魔して前に進むことができないという女性の気持ちをリアルに表現した人気ナンバーです。

「鳥の群れ」は、2007年12月5日にリリースした自身2枚目のアルバム「私を抱いてください」に収録されている楽曲です。アルバム収録曲で唯一PVが制作された人気ナンバーで、自身がストリート時代に体験した出来事を、周囲を鳥の群れに、自身を鳥のヒナに例えて表現しています。

「命日」は、2009年2月25日にリリースした自身3枚目のアルバム「あしたは晴れますように」に収録されている隠れた名曲です。友人の命日に書き上げられたもので、ピアノアレンジは本人んいよるものです。「大切な人はこの世を去っても、きっと天国から見守ってくれている」そんな思いにさせてくれる名曲です。