大人の対応と言うか…丸キ印な人には当たらず障らずな対応が原則ですから、さすがのゴッド姉ちゃんも鬼束ちひろさんをそれ以上追い込むことは憚られたのでしょう。

「アッコさんに嫌われたら、芸能界では生きていけない…」なんて言われているくらい、この業界では絶大な権力を握っているとも言われている和田アキ子さん。

そんな和田アキ子さんを「殺してえ」なんてつぶやくくらいですから、鬼束ちひろさんは和田アキ子さんに嫌われた挙げ句、相当なヒドい仕打ちを受けているのでは？

なんて考えて、その点について色々と調べてみたのですが…いくら調べても、そのような情報はなく、それどころか鬼束ちひろさんと和田アキ子さんの関係を示す情報すら、一切見当たらなかったんですよね。

じゃあ、なぜ鬼束ちひろさんは、「あ～和田アキコ殺してえ」なんて暴言を吐いたのでしょうか？

この点について鬼束ちひろさん本人は、一切語っていないため、その真相は現在も明らかではありませんが、おおむね次の3つの理由が指摘されているようです。

2010年8月18日、鬼束ちひろさんは都内の自宅マンションで、当時同棲していた男性からＤＶを受け、肋骨を骨折するなど全治1ヶ月の重傷を負うという事件が報じられました。

報道によると、鬼束ちひろさんは床に叩きつけられ、脇腹を蹴られたり、両目を指で突かれたり…と、凄まじい内容のＤＶを受けていたようです。

その後、鬼束ちひろさんはテレビに出演した際、本当に大変だったと語っていたようです。

そして、この時のテレビ出演を境に、鬼束ちひろさんの化粧が一気に濃くなり、暴力的な発言が飛び出すようになったことから、鬼束ちひろさんの精神的なトラブルを指摘する声も少なくなかったようです。

そんな鬼束ちひろさんは、2011年に発売したエッセイ「月と破片」の中で、デビュー間もない2002年の時から、パニック障害を発症していたことを告白しているんですよね。

さらに、鬼束ちひろさんは2004年から2007年にかけて、体調不良により芸能活動を休止していたのですが、その時には自ら命を断とうとしたこともあったことを告白しているんですよね。

その後、精神はもちなおし、次第に安定していったようですが、前述した2010年8月の同棲相手からのＤＶ騒動により再発し、そのことがその後の鬼束ちひろさんの容姿の変化や奇行に繋がっているのではないかとも見られているようです。