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小さい頃は、ナヨっとして女の子っぽかったから、よく「オンナ!」とか「オカマ!」ってイジメられて苦労したこともあった。

そんな経験から、演歌歌手としてデビューした後は、“演歌の世界”、“男の世界”で生きていこうと頑張ってきた氷川きよしさん。

しかし、「なにか違う」という気持ちはずっと持ち続けていたそうです。

これまでは本来の自分を押し殺し、本当の自分を出しちゃダメと思いながら頑張ってきたけれど、素直な気持ちを表に出さずに生きてきた…という思いは、年々募っていったそうです。

この頃は無理してたんですね~

そして、デビューして20年経った今、ようやく歌手として成人を迎えたように感じた氷川きよしさんは、いつしか次のように考えるに至ったのだとか。

みんなが求める「氷川きよし」に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない「自分の性分」というものもあって――。

また、自分の中にある“氷川きよし像”と、ファンや関係者が求める“氷川きよし像”との乖離に苦悩する、次のようなコメントも…。

でも、世間が求める「氷川きよし」の姿とは違う。あくまで「演歌の王道」を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、●殺したくなっちゃうから、つらくて……。

過去に、表現方法を巡って所属事務所との間に軋轢が生じた…なんて報じられたこともあったようですが、実際は事務所の社長さんも「きーちゃんらしく生きていった方がいいね」と、氷川きよしさんの変貌を後押ししてくれたそうです。

氷川きよしは「オネエ」ではなく“性別を区別しない”の「ジェンダーレス」

氷川きよしさんは、幼少期から自身の性別について悩んでいたとの発言をしましたが、今話題の「ジェンダーレス」とか「オネエ」宣言をしたわけではないんですよね。

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そして、この「ジェンダーレス」と「オネエ」には、明確な違いがあり、本来はきっちりと区別すべき概念なのです。

ジェンダーレス」とは、社会的・文化的に求められる性差を表す「ジェンダー」の境界をなくすという考え方のことを示します。つまり、社会で認知されている「男性らしさ」「女性らしさ」といった区別を取り払うことが、重要なテーマとなります。

つまり、いわゆる「男らしさ」や「女らしさ」を性別で区別しないと言うことですね。つまり、女性がスカートを拒否することも自由なら、男性がメイクすることも自由。

2019年12月、氷川きよしさんはファッション誌のインタビューの中で、次のような発言をしています。

年齢や性別なんて関係ない。
常にきれいでいたいし、ミステリアスでもありたい。
でも、話してみると明るく楽しい。そんな氷川きよしになりたいですね。

男性が「女性になりたい」と、あらゆる努力を惜しまない「オネエ」ではなく、氷川きよしさんの場合は、「女性になりたい」というよりも、むしろ「男性でも女性でもどちらでもない“氷川きよし”という存在になりたい」と主張しているように感じました。

これはつまり…「ジェンダーレス」という考え方に他ならないのではないでしょうか。

本来の自分に戻った“新生氷川きよし”

最後に、氷川きよしさん自身が、“新生氷川きよし”と称する「男性でも女性でもどちらでもない“氷川きよし”という存在」が見られる動画をご紹介しましょう。

氷川きよし、SNSを解禁! インスタグラム始める - YouTube

出典:YouTube

氷川きよしさんの歌唱後のコメント(1分30秒あたり)に注目してみてください。

「新生氷川きよしです!本来の自分に戻りました〜!」
「新生氷川きよしな感じで!」
「kiiです!」

このように、しつこいくらいに「新生氷川きよし」を強調しているんですよね。MCの人も少し戸惑いながらも、最後は「kiiちゃん素敵です」と返していましたし(笑)

そして、この動画の中では、氷川きよしさんは次のようにも語っています。

オシャレとかファッションが大好きなので、メイクも好きですし、ありのままの自分をインスタグラムで表現できたらいいなぁ~と思っています。

もはや隠すという気持ちは一切ないようで、「この今の姿こそが、本来の自分なんだ」とファンや周囲の人全員に公言していることがわかりますね。

氷川きよしさんは前述した週刊新潮の直撃取材の中で、カミングアウトした現在の心境について、次のように語っています。

だから20年経ってようやく歌が楽しいと思えるようになった。今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ。自分という存在が裸になっても、私らしく生きていればいいじゃない。より自分らしく生きることが大事で、そうなった時本当に輝けるのだと思う。

とにかく日本中のみんなが、「氷川きよし」ってどこかアレしているけど、ああいう人みたいに生きていけるかも、頑張れるかもって思ってもらえればいい。

今までの苦難も含めて全部をさらけ出し、歌にのせて表現することで、こんな私でもここまで頑張って生きてこられたんだ。そう伝えるのが歌手としての使命。人生の後半は、それを表現していく生き方をしたいなって。

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