人気ロックバンド「flumpool」のメンバーとして活躍するボーカリストの俳優デビューに、バンドのファンはもちろんドラマファンからも注目を浴びた山村隆太。

デビュー作となった月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」を始め、これまで3作のドラマに出演してきた山村隆太ですが、演技力のレベルはどれ程なのでしょうか。

俳優デビュー作にして主要人物を演じた「突然ですが、明日結婚します」では、演技力が低かったことでファンから「カミカミ大根」と呼ばれていることが明らかになりました。

普段からトークで噛むことが多く、ドラマでも大根役者的な演技力であったことからついた「カミカミ大根」というあだ名に、本人は落胆。

本来は肯定してくれるはずのファン発信ということもあって、「ファンが守らなきゃと思うのに、率先して叩いてるってどうなんだろう…」と嘆く場面もありました。

flumpoolのメンバーも山村隆太の演技力を見て、ギターの阪井一生は「見てられなかったですよ」と率直な意見を出しました。

山村隆太のファンは「カミカミ大根」というあだ名を付けた一方で、「努力が見える」「どこが演技下手？普通に違和感なかった」と肯定する意見も挙がっています。

演技未経験なのに善戦したという声もある一方、ドラマファンの視聴者からは「棒読み演技」「演技力は無いね」と厳しい声も挙がりました。

演技力に対して賛否両論が湧いた山村隆太は、否定的な声があることも認めた上で、汚名返上すべく更に真摯に演技に取り組むように。

現役アナウンサーから10時間の研修を受け、カラオケボックスでセリフの練習を重ねるなど、演技力向上のための努力を惜しみませんでした。

その結果、2021年にはNHKドラマに起用されています。

2021年に放送されたNHK総合・土曜ドラマ枠「六畳間のピアノマン」に山村隆太がゲスト起用され、音楽プロデューサー役で出演しました。

この作品は安藤祐介の小説「逃げ出せなかった君へ」を原作とし、アメリカのシンガーソングライターであるビリー・ジョエルの代表曲「ピアノ・マン」をモチーフとしたオムニバスドラマです。
主演は加藤シゲアキ、段田安則、原田泰造、南沙良がキャスティングされました。

山村隆太は最終回にゲスト出演し、音楽プロデューサー役を演じています。
出番は多くはないものの、デビュー作である「突然ですが、明日結婚します」での演技力と比べると確実にドラマ慣れした雰囲気も見られ、俳優としての経験を確かに積んでいることが感じられる演技力を見せていました。

音楽活動のかたわら、俳優としてもキャリアを積んでいる山村隆太。
今後さらに大きな役を演じる可能性も高く、俳優・山村隆太の次回作にも注目が集まっています。

山村隆太のドラマ一覧、演技力についてお届けしました。
ミュージシャンとしてはもちろん俳優としても注目を浴びる山村隆太の今後の活躍にも注目です。