音楽プロデューサーのヒャダインは、“前山田健一”名義で作詞・作曲を手掛けた「行くぜっ!怪盗少女」以来、「ももクロ」に多数の楽曲を提供し、彼女たちのメジャーデビュー当時からまさに二人三脚で歩んできました。

前山田健一さんが「ももクロ」に提供した、主な楽曲を挙げてみると…

この代表的な3つの楽曲に込めた想いや楽曲制作の背景について語った動画があったのでご紹介しましょう。

そんな前山田健一さんと「ももクロ」の確執が表面化したのは、2013年のことでした。

「ももクロ」のアルバム「5TH DIMENSION」の制作が発表される際、前山田健一さんがつぶやいた次のツイートが全ての始まりだったようです。

結果的に、前山田健一さんはそのアルバムには、既にシングルカットされていた曲を含めて2曲に関わることになるのですが、アルバムの発売後には次のような意味深ツイートを投稿し、話題になりました。

ちなみにこのツイートは、誰かに宛てたメッセージを誤爆してしまったものだったようで、投稿後すぐに削除されたのですが…時、既に遅し。キャプチャーショットなどの形で、たちまちのうちにネット上に拡散していったことは言うまでもありません。

そして、それ以降、前山田健一さんの「ももクロ」への楽曲提供がピタリとなくなってしまうことに…。

さらに、前山田健一さんの楽曲提供一覧から「ももクロ」の名前が突如消えていることが明らかになると、「ももクロ」ファンの間に衝撃が走りました。

と言うのも、前山田健一さんは「私立恵比寿中学」など、「ももクロ」が所属するスターダストプロモーションの別のアイドルには継続して楽曲を提供しており、まさに「ももクロ」の名前のみが消された状況だったからです。

これによりファンの間には、前山田健一さんと「ももクロ」の間に何かしらのトラブルがあったとの憶測が広がり、関係回復を願う声も多かったようです。

それから約2年半後の2015年7月1日、「ももクロ」が所属するスターダストプロモーション芸能3部のトップである“理事長”こと藤下リョウジ氏のTwitterに、「Z」ポーズをキメる前山田健一さんの写真とともに、次のツイートが投稿されました。