さらに川上アキラ氏の怒りのツイートは続きます。

このように連続投稿すると、それを見た「ももクロ」が所属するレコード会社「キングレコード」の音楽ディレクター・宮本純乃介氏も、次のように続きます。

さらに、「ももクロ」の衣装を数多く手掛けているスタイリストの米村弘光氏まで、次のような意味深なつぶやきを自身のTwitterに投稿したんですよね。

こうした「ももクロ」を取り巻く大人たちのツイートにより、ネット上では次のような対立構造が噂されるようになりました。

さらに、川上アキラ氏のあまりの拒絶っぷりから、一部の間で「前山田健一はメンバーに手を出したのでは？」との憶測まで流れていたようです。

ただ、もしもこの憶測が事実だとすれば、“理事長”が現在も「ももクロ」以外のグループに前山田健一さんを起用し続けていることを説明できないんですよね。

少なくとも関係者の間では、楽曲の方向性などをめぐって根深い対立があり、両者の間のミゾが修復不可能な状態にまで深刻化したのではないかと言われているようです。

そんな中だった2015年7月7日放送の「ももクロChan」で、前山田健一さんが乱入するという形で「ももクロ」メンバーとの久しぶりの共演が実現したんですよね。

そして、2015年7月31日、静岡・エコパスタジアムで開催された「ももいろクローバーZ桃神祭2015」で、川上アキラ氏と前山田健一さんがリング上で格闘し、試合後には握手を交わすという大団円を演じたわけです。

晴れて和解した前山田健一さんと「ももクロ」は再びタッグを組み、約3年ぶりに提供された前山田健一さんによる新曲「武陵桃源なかよし物語」が、新アルバムに収録されました。

結局、前山田健一さんと「ももクロ」の確執騒動の真相は謎のままでしたが、両者が和解したことでももクロファンは歓喜！ネット上では称賛の嵐が吹き荒れていました。

もっとも、この対立構造自体、大のプロレス好きで知られる川上アキラ氏が、話題を盛り上げるために仕掛けた演出と見る向きもあるようです。

ただ、実際に前山田健一さんを切っていた期間が長く、ファンの間には楽曲に対する根強い不満を生んでいたことを考えると、単なる演出にそこまでのことができるか…と言えば、かなり疑問ではありますね。