そして、2015年7月31日、静岡・エコパスタジアムで開催された「ももいろクローバーZ桃神祭2015」で、川上アキラ氏と前山田健一さんがリング上で格闘し、試合後には握手を交わすという大団円を演じたわけです。

晴れて和解した前山田健一さんと「ももクロ」は再びタッグを組み、約3年ぶりに提供された前山田健一さんによる新曲「武陵桃源なかよし物語」が、新アルバムに収録されました。

結局、前山田健一さんと「ももクロ」の確執騒動の真相は謎のままでしたが、両者が和解したことでももクロファンは歓喜！ネット上では称賛の嵐が吹き荒れていました。

もっとも、この対立構造自体、大のプロレス好きで知られる川上アキラ氏が、話題を盛り上げるために仕掛けた演出と見る向きもあるようです。

ただ、実際に前山田健一さんを切っていた期間が長く、ファンの間には楽曲に対する根強い不満を生んでいたことを考えると、単なる演出にそこまでのことができるか…と言えば、かなり疑問ではありますね。

2021年5月17日に結成13周年を迎えた「ももクロ」の約2年ぶりとなるオリジナルフルアルバムの制作が決定し、オフィシャルYouTubeチャンネルにてTEASER動画などが公開され、話題になりました。

同日より配信スタートとなった配信アルバム「ZZ’s Ⅱ」は、現在の4人のももクロメンバーが再レコーディングを行い、セルフリメイクされた10曲が収録されています。

もちろん前山田健一さんが提供した、「ももクロ」を代表する次の4曲も収録されています。

いかがでしたでしょうか。

音楽プロデューサー“ヒャダイン”こと前山田健一さんは、メジャーデビュー曲「行くぜっ!怪盗少女」以来、「ももクロ」に多数の楽曲を提供してきました。

ところが2013年に前山田健一さんと「ももクロ」の確執が表面化すると、2015年7月の“理事長”のツイートにより、確執騒動に拍車が…その後、両者が和解した経緯と、現在の関係についてまとめました。

果たして今後も前山田健一さんと「ももクロ」の蜜月は続くのでしょうか？今後も両者の関係に注目していきたいと思います。