その後、リクルート事件により総辞職に追い込まれますが、その後も政界に甚大な影響力を誇った人物なんですよね。

そんな竹下登さんには3人の娘さんがいるのですが、そのうちの次女と元毎日新聞で“竹下番”をしていた記者との間に誕生した次男がDAIGOさんです。

祖父・竹下登さんが総理大臣を務めていた1989年、消費税法案が施行されると、友達からはもちろん、見ず知らずの人からも「お前のおじいちゃんのせいで…」と罵られたそうです。

外では類い稀なる政治手腕を発揮した竹下登さんでしたが、自宅へ帰ると茶目っ気溢れる方だったようで、DAIGOさんにとっては、とっても楽しいおじいちゃんだったようです。

2019年2月に放送された「嵐にしやがれ」に出演したDAIGOさんは、祖父・竹下登さんが第74代内閣総理大臣に任命され、帰宅した際の第一声がなんと！

「アイムソーリー、僕総理」

というダジャレだったそうなんですよね～
バリバリのロッカーを気取りながらも、どこか茶目っ気があり万人に愛されているDAIGOさんの性格は、祖父・竹下登さん譲りなのかも知れませんね。

2017年9月に放送された「もしかしてズレてる？」に出演したDAIGOさんは、祖父・竹下登さんが総理大臣を務めていた5、6歳の頃、「めちゃくちゃ調子乗ってた」らしく、次のようなエピソードを披露しています。

総理大臣の口から直々に「孫を呼び捨てにするな」との指示があったのか、はたまた「あの子はちょっと変わってるから、呼び捨てにするのは辞めてもらえないか」とやんわりお願いされたのかは不明です。

ただ、自分の告げ口で大人の言動を変えられたわけですから、DAIGOさんにとっては思い出深いエピソードになったようですね。

また、当時の小学生の間で大人気となっていた、シール付きの駄菓子にハマっていたDAIGOさんは、目当てのシールがなかなか当たらないことを祖父・竹下登さんに愚痴ったことがあったのだとか。

するとその翌日には、大箱で5箱もの大量の当該商品が届いたという、伝説的お坊ちゃんエピソードを明かしていたこともあったようです。

DAIGOさんの祖父・竹下登さんは、昭和最後の内閣総理大臣であり、平成改元の際の内閣総理大臣だったんですよね。

平成改元の際には、竹下首相の女房役である“平成おじさん”こと小渕恵三官房長官（当時）によるこのシーンが記憶に新しいのではないでしょうか。

そして、2018年4月に放送された「ゆく時代くる時代～平成最後の日スペシャル～」に出演したDAIGOさんは、当時の小渕恵三さんとのある思い出を語りました。

当時、中学生だったDAIGOさんは、その年のお正月に祖父・竹下登さんからは、1万円というごく庶民的な額のお年玉をもらったそうなのですが、たまたま祖父の家を訪れた小渕恵三さんからは、なんと5万円という破格のお年玉をゲットしたそうな。