モーリは、横浜市立寺尾中学校在校中にクミと出会い、その後神奈川県立鶴見高等学校で音楽バンド「かりんとう」の活動を開始、第14回ヤマハポピュラーソングコンテストに出場します。クミとモーリの2人はその後、「杉山清貴&オメガトライブ」の前身バンドである「きゅうてぃぱんちょす」結成時（1978年12月）のメンバーとなります。

リーダーだったモーリこと毛利公子さんは、Suger解散後、タレントとしてラジオやリポーターとして活動、ニッポン放送の土曜昼の古舘伊知郎の番組ではパートナーをつとめました。プライベートでは一般男性と結婚し、苗字も「徳本」に変わっています。

1989年に第一子を妊娠、翌年4月に出産予定でしたが、4月6日に陣痛を覚え病院に向かいましたが、既に胎児の心音が確認出来なくなっており、医師より死産を告げられ強い悲しみに取り乱したそうです。精神的な落ち込みや母体への負担を考え、胎児の処置はすぐに行わず一旦安静の措置をとることになったそうです。

4月7日午前2時ごろ、呼吸をしていないことに付き添っていた妹が気づき、すぐに別の救急救命病院に搬送されましたが、措置のかいなく死去してしまいました。享年29歳でした。常位胎盤早期剥離による羊水塞栓症や妊娠高血圧症候群などが死因ではないかとの憶測が当時から流れていましたが、詳細な死因は現在もわかっていません。

本名　笠松美樹
生年月日　1960年07月15日
出身地　東京都大田区
担当楽器　ボーカル/キーボード

ミキは、Sugerの中ではセンターをつとめ、キーボードとメインボーカルを担当していたことから、グループの顔的存在として多くの人気を獲得していました。アイドルのようなルックスも人気で、ファンからも「かわいい」と評判でした。

Suger解散後は、森田公一とトップギャランのメンバーとして活動、キーボードとボーカルを担当して音楽活動を継続していました。現在はソロ歌手と作曲家として活躍しています。

作曲家としての代表作は、「はなかっぱ」「カルカル　カルシウムの唄」などがあげられ、NHK・Eテレのアニメ「はなかっぱ」で、ふわ吉の母親の声を担当するなど声優活動もしているようです。また、YouTuberとして「MIKI KASAMATSU」というチャンネルを持ちます。

Sugerの中でも最も人気を博し、現在も音楽活動を行っているミキですが、SNSなどのプロフィール欄では「既婚」となっているので、おそらく結婚していると思われます。しかし、それ以上の情報がないため、お子さんが何人いるかなどはわかっていません。