
DREAMS COME TRUEが干された理由や不仲説・歌詞が気持ち悪いと噂される理由まとめ
90年代の人気っぷりが社会現象にまでなった、中村正人さんと吉田美和さんの2人によるバンド「DREAMS COME TRUE」。
そんなDREAMS COME TRUEが音楽業界から干された理由や、度々話題になっている中村正人さんと吉田美和さんの不仲説、さらに一部の人にドリカムの歌詞が気持ち悪い…という“ドリカムアレルギー”を生んだ理由についてまとめました。
吉田美和さんのことを“極悪の極み”とまで表現した中村正人さん。もちろん番組を盛り上げようと盛っている部分もあるとは思いますが、中村正人さんが吉田美和さんへの不満をぶちまけたのは、この時に限ったことではありませんでした。
2017年4月に放送された「マツコの知らない世界」の2時間SPに出演した中村正人さんは、「僕はアンチ吉田美和」とバッサリと吐き捨てたことが話題になりました。
「彼女(吉田)は決して自分からプロモーションをした人間でもないし、デモテープを作ったこともない」と告白。MCのマツコ・デラックスが「まったくアクションしてたわけでも?」と続けると、「まったくないです。だから僕はアンチ吉田なんです。僕が歩いて歩いて歩いて(プロモーション活動をすると)……そこにポンと(吉田)が乗ってくるんです」と振り返る。
さらに同番組の中では、「ドリカムは365日解散危機にある」という衝撃告白まで飛び出した中村正人さん。その理由について次のように語っています。
吉田さんはアーティスティックに考えるし、僕はビジネス的に考えちゃうので、そこがキツイ戦いなんです…
実際、吉田美和さんはこと音楽に対しては、ストイック過ぎるほどのこだわりを持っており、中村正人さんから見れば「わざわざあんなにシンドイ思いをしなくても…」なんてついつい考えてしまうのだとか。
しかし、そんな中村正人さんに対して、MCのマツコデラックスさんが「そう言いながらも良かったって思ってるんでしょ?」とツッコむと、中村正人さんはニンマリと微笑みながらこう言いました。
「商売的には最高ですよね」
ただ、そんな中村正人さんと吉田美和さんの不仲説は、恐らくこれらの中村正人さんの発言から広まったのかも知れませんね。
DREAMS COME TRUEが人によっては “気持ち悪い” 理由
常に前向きで愛や希望が溢れているDREAMS COME TRUEの楽曲は、これまで多くのファンを励まし続けてきました。
しかしその一方で、そんなドリカムの曲にある種の苦手意識や拒否反応を示す人も少なからずいるようです。
そして、この現象を表す「ドリカムアレルギー」という言葉がネット上を駆け巡ったのは、2017年4月18日放送の「マツコの知らない世界」に出演した中村正人さんによる、次の発言がきっかけだったようです。
「どうもドリカムが苦手だという方々がいる。マツコさんに象徴されるドリカムアレルギーをなんとかしたい」
この中村正人さんの発言に、MCのマツコデラックスさんは次のように答え、自身も「ドリカムアレルギー」であることを認めたのです。
「嫌いではないけど、何がアレルギーの原因かって考えると、歌詞の世界観ですね。私からすると完全な夢を見させられている感じ」
「ドリカムは幸せの象徴なのよ」
そんな2人のトークをキッカケに、ネット上ではマツコさんに共感する次のような声が飛び交い、一時はトレンドワードの第1位にまでなったと言います。
「斜に構えたヤツからするとなんか眩しすぎるんだよな。直視できない」
「『ドリカムアレルギー』じゃないのよ。吉田美和アレルギーなのよ」
「ドリカム限定じゃないけど、万人受けするような曲だったり、前向きとか頑張れとか希望とか夢とかを歌ってるの自体が苦手やわ」
「ドリカムアレルギーわかる............光・良い人・同調求め系がだめなんだわ」
「長年、DREAMS COME TRUEという人達に、何やら大変もやもやした、複雑な感情を抱いていたのだが、「ドリカムアレルギー」という大変判りやすい単語で言語化されたことによって、そのもやもやしていたものがいっぺんに具体的になり、非常にスッキリした気持ちであります」
この「ドリカムアレルギー」という現象について、心理学者の杉山崇氏は次のような説得力ある分析をされています。
「ポジティブでなくてはいけない、前向きでなくてはいけない、という人たちにとって、ドリカムさんのような『信じていればきっと願いは叶うよ』というメッセージは非常に心地いい。それもキレイなメロディー、美しい歌声にのせて伝えてくれる。諦めそうな夢を励ましてくれる気分になれるんです。ただ、その一方で、『もう諦めてしまいたい人たち』『現実を見ている人たち』は、このドリカムワールドに違和感を感じます。耳障りという人もいるでしょう」
特に近年では、より現実的ないわゆる「さとり世代」と呼ばれる若者が増えていることも、「ドリカムアレルギー」症状を示す人が増えている一因になっているようですね。
ただ、一部の人にアレルギー症状を引き起こすと言うことは、裏を返せばDREAMS COME TRUEDの楽曲に、それだけの力があることを意味するのではないでしょうか。
拒否反応を示す人がいる一方で、そんな強いパワーを秘めた楽曲を求めている人も必ずいるわけですし、その人の背中を後押ししてくれるのが…ドリカムというバンドなんだと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特に90年代の人気っぷりが社会現象にまでなった、中村正人さんと吉田美和さんの2人によるバンド「DREAMS COME TRUE」。
そんなDREAMS COME TRUEが音楽業界から干された理由や、度々話題になっている中村正人さんと吉田美和さんの不仲説、さらに一部の人にドリカムの歌詞が気持ち悪い…という“ドリカムアレルギー”を生んだ理由についてまとめてみました。
今回はDREAMS COME TRUEのネガティブな側面に注目してまとめてみましたが、影の部分があるからこそ、光が当たっている部分がより美しく、鮮やかに浮かび上がってくると言えるのではないでしょうか。
今後もそんなDREAMS COME TRUEの活躍に注目していきたいと思います。