活動休止から2年半以上が経った2001年、シングル「Shooting star 〜シューティングスター〜」で活動を再開しました。

活動再開の翌月には4thアルバム「Topics」をリリース。
プロモーションを大々的に行い、小林武史も最高傑作だと自信を持って送り出したアルバムですが、長きに渡る活動休止が尾を引いたのか、売り上げは10万枚に届かずに終わりました。

2度の活動休止を経て2001年より本格的に活動を開始した「My Little Lover」ですが、その翌年の2002年にギター・藤井謙二が脱退することが発表されました。

ギター・藤井謙二の脱退理由は、表向きには「音楽の方向性の違い」と言われています。

ただ実際は妊娠出産などで度々活動休止になっていたことや、akko・小林武史の夫婦の間でやりづらくなったことも脱退の理由だと考えられています。

藤井謙二の脱退後はakkoと小林武史の夫婦2人組ユニットとなり、脱退後初のシングル「Survival」や、2004年には「風と空のキリム」をリリースしました。
しかし「風と空のキリム」をリリースして以降My Little Loverは再び長い沈黙期間に入り、実質的に3度目の活動休止となりました。

2006年7月、長い沈黙期間にあった「My Little Lover」ですが、プロデューサーでキーボード担当の小林武史が脱退することを発表しました。

今後はakkoのソロプロジェクトへと形を変えて活動を続けることが発表され、同時にそれまで「MY LITTLE LOVER」表記だったグループ名を「My Little Lover」表記に改めました。

小林武史は2006年に脱退し、2008年にakkoとの離婚を発表しました。
離婚を考えるようになってグループから脱退せざるを得なかったと言われていますが、小林武史はその後もビジネスパートナーとして「My Little Lover」の活動に携わっています。

小林武史の脱退後、解散が噂された「My Little Lover」ですが、ボーカル・akkoのソロプロジェクトとして再始動することが発表されました。

2006年11月8日にシングル「り・ぼん」をリリースし、12月6日にはアルバム「akko」をリリース。
これまで「My Little Lover」の作詞作曲・編曲を担っていた小林武史は楽曲制作には携わっていませんが、キーボーディストとして参加した他、アルバムのクレジットにはエグゼクティブ・プロデューサーとして記載されています。

また、2008年にakkoと小林武史の離婚が正式発表された後も小林武史作曲のシングルが発売され、デビュー記念日のアニバーサリーライブに特別ゲストとして出演するなど、小林武史とakkoはビジネスパートナーとしての関係を続けました。

現在も「My Little Lover」は解散したのではなく、akkoのソロプロジェクトとして音楽活動を続けています。

現在、かつて「My Little Lover」のメンバーだった藤井謙二と小林武史、そして今もソロで活動しているakkoはどのような音楽活動を行なっているのでしょうか。
メンバー全員の現在の活動をまとめました。

藤井謙二は2002年に脱退した後、自身のバンドを結成したかたわらアーティストのサポートミュージシャンとしても活動しています。

現在は「フジイケンジ」名義で活動していますが、「My Little Lover」の活動には関わっていません。