学生時代の事故の後遺症や自律神経の乱れにより「Lifetime Respect」の大ヒット直後に一度は音楽業界を引退したものの、2014年に三木道三から「DOZAN11」に改名して活動を再開しました。

DOZAN11としてアルバム「Japan be Irie !! 」をリリースしたのを皮切りにレゲエミュージシャンとして現在も音楽活動を行っています。

また、手話系YouTuberである「HANDSIGNchannel」とコラボし、名曲「Lifetime Respect」の手話セッションに挑戦したことも。
DOZAN11に改名した現在も三木道三時代の楽曲を大事に歌い続けています。

DOZAN11に改名した三木道三ですが、2021年に女性レゲエアーティスト・MINMIとコラボし、多くの人に馴染みある三木道三名義でサマーチューン「花火」をリリースしました。

ジャパニーズレゲエのクイーンと呼ばれるMINMIと、レゲエを日本の音楽シーンに根付かせた三木道三の奇跡のコラボである「花火」は、2021年夏を代表するアッパー・サマーチューンに相応しい一曲となっています。

2002年に一度は音楽活動から引退した三木道三ですが、表舞台から姿を消して以降も音楽に携わる仕事を続け、裏方として作詞作曲やプロデュースを手掛けていました。

その活動の中で三木道三は、音楽を知らない人でも簡単に楽曲制作できるよう世の中になるようにと、音楽制作ソフトウェアやアプリの開発を行っています。

三木道三が2018年にリリースした音楽ソフト「PhotoMusic」は、写真や好きな画像をドロップするだけで、その画像の色を自動的に読み込んで色の明るさをもとに4小節の楽譜に変換するという仕組みのソフトです。

明るい色はメジャーコード、暗い色はマイナーコードとなり、色の明るさをもとにした画像イメージが自動的に楽譜になることで、音楽の知識がない人でも簡単に楽曲制作を行うことができるようになりました。

三木道三自身がこのソフトについて解説している動画もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

また、PC用だけでなくスマホアプリ版の「mupic（ミューピック）」もリリースされています。

三木道三がミュージシャンとして学んだ音楽の基礎知識が詰め込まれ、音楽を知らない人でも簡単にスマホひとつで楽曲制作できるという夢のようなアプリもぜひチェックしてみてくださいね。

三木道山は2021年にはなんと絵本作家としてデビューを果たしています。

前述の「mupic」を作る過程で、絵本に音楽をつけて文を歌にしたら子供が「歌絵本」を自分で作ることができて良いのではないかと考えたことが、絵本を書こうと思ったきっかけだと語っていました。

三木道三が文を担当したデビュー作「リディムくんとメロディーちゃん」は、ラップするように楽しく読める“ライム絵本”となっており、アマゾンの売れ筋ランキング絵本部門で1位を獲得するなど大きな注目を集めました。

2023年2月には二作目となる「SPACE SHIP’S CAT Zitto ＆ Gatito」を発売しており、絵本作家としての道を着実に歩んでいるようです。

三木道山は絵本作家としては、改名後の「DOZAN11」ではなく「三木道山」名義で活動しています。2023年3月に出演した「踊る！さんま御殿！！」では、三木道山名義で活動する理由について、英語名で絵本を書くのは変であると判断し、また、売るための手段として有名な名前の方が良いと思ったからだと明かしています。

三木道三の現在、改名理由や結婚についてお届けしました。
「DOZAN11」として音楽活動を続ける三木道三。ソフトウェアやアプリの開発、絵本作家デビューも話題となっています。今後の活躍も期待したいですね！