そして2004年に担当した『ハウルの動く城』では、第31回ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞を授賞しています。

そんな久石譲は、“久石譲さんの音楽があってこその宮崎駿監督映画”と言われ天才と言われるようになったのです。

特に1999年に公開された『菊次郎の夏』の劇中曲である「summer」はサブテーマの予定でしたが、北野武さんが気に入ったため本編でメインテーマとして使用され、その後もトヨタ・カローラのCM曲などに起用され、広く世間に知られるようになったのです。

また久石譲さんはこれまで数多くのテレビCM音楽も手掛けており、中でも2004年から担当している『サントリー緑茶伊右衛門』のCM曲は久石譲さんの代表曲の1つとなっており、10年以上もお茶の間に浸透しているのです。

そして2020年2月にベストアルバム『Dream Songs：The Essential Joe Hisaishi』を世界同日リリースした久石譲さんは世界中で注目を集め、同年には新日本フィルハーモニー交響楽団のComposer in Residence and Music Partnerに就任し、2021年4月には日本センチュリー交響楽団の首席客演指揮者に就任しています。

ただこれまでに何度も長者番付に名を連ねており、年収は少なく見積もっても億は下らないと言われています。