倖田來未は自らテレビに出演して自身の発言を謝罪しましたが、その映像を見た人からは「反省していない」という厳しい声が挙がり、さらに炎上してしまうことに。

インタビューでは涙ながらに謝罪する一方で、半笑いに見える部分もあり、それが見ていた人たちの反感を買ってしまい、批判する声がより強まってしまったようです。

倖田來未は「羊水が腐る」と発言し話題になりましたが、そもそも年齢によって羊水が腐ることなどあるのでしょうか？これについての答えは「NO」です。

羊水は基本的に腐ることはなく、年齢による違いもありません。そのため、倖田來未の発言は一切医学的根拠はなく、35歳を過ぎたからといって羊水の質に変化はありません。

羊水は基本的に年齢は関係なく、腐ることはありませんが、場合によっては「濁る」ことがあるのだとか。前期破水や子宮内感染が起こると羊水が膿化することもあり、膿が溜まることで羊水が濁ってしまうのだそうです。

ただ、妊婦は経過を病院で診てもらうことが多いため、何かあった場合にも早期治療が可能で、羊水が膿化するのは稀なんだそうです。

倖田來未は「羊水が腐る」発言をして大炎上してしまいましたが、ラジオ番組の翌日リリースされたアルバム「Kingdom」は大ヒットとなり、オリコンチャートで初登場1位を獲得。

一切プロモーション活動を行わなかったのにも関わらず売れ行きが落ち込むことはなく、彼女自身の人気自体に影響は無かったことが伺えます。

倖田來未は「羊水が腐る」発言による活動自粛から72日後の2008年4月13日から「KODA KUMI LIVE TOUR 2008 〜Kingdom〜」というツアーを開始。久しぶりに公に姿を見せた倖田來未に多くのファンが熱狂しました。

このツアーは全国で開催され、最終的に14万人を動員。とても大炎上したアーティストのツアーとは思えないほどの盛況ぶりだったようです。

倖田來未は2008年5月30日に放送された「ミュージックステーション」にて自粛後初のテレビ出演を果たし、ここから本格的に活動を再開しました。以降は新曲リリースやプロ野球の始球式、ライブイベント「a-nation」の全公演出演など、活動自体は非常に活発でした。

その後も人気は衰えず、2010年にはデビュー10周年も迎え、再び順風満帆なアーティスト活動を送ることになりました。

倖田來未は2011年にロックバンド「BACK-ON」のギターKENJI03と結婚し、翌年の2012年に第一子となる男の子を出産しました。彼女が出産したときの年齢は「29歳」で、出産前には産休に入っていました。

出産したあとは「今までにない感情がこの子を見ているとこみ上げてきます。一言では言い表せないくらい本当に愛しいです」と語っていて、子供が生まれた喜びを噛みしめていました。

倖田來未は「羊水が腐る」発言のあと、一時は引退を考えるまで落ち込んでいたようで、このときはかなり精神的に参っていたのだとか。ですが、家族や友人、エイベックススタッフやファンなどから支えられたようで、考えを改め再び活動することを決めたようです。

当時は食事が喉を通らず、夜も眠れず、「愛や夢を伝えようと歌手を志したのに…。」と発言を後悔する日々が続いていたのだそうです。