いときんさんの命を奪った「肺腺がん」は、4つに分類される肺がんのうち最も一般的なタイプなのだとか。一般に「肺がん」と言えば、喫煙者の発症リスクが高いイメージがありますが、肺腺がんに限って言えば、そうとは言い切れないようです。

また、いときんさんと言えば、両腕や胸などにガッツリと入れられた刺青が以前から話題になっていましたが、一部に「この刺青が肺腺がん発症の原因になったのでは？」との声も少なくないようです。

確かに、刺青に使用するインクに発がん性がある…なんて話もあるようですが、刺青によるリスクで注目すべきは、発がん性よりも刺青を彫る際に使う器具の使い回しによるB・C型肝炎の危険性や、刺青を入れているとMRI検査ができないという健康上のデメリットなんですよね。

また、特にがんの場合は抗がん剤の使用などで、高額な治療費がかかります。しかし、刺青を入れている場合、生命保険の加入の際の審査で落ち、入れない可能性があるらしく、いときんさんのようにガッツリ系な人は加入が難しいとも…。

ET-KINGと言えば、2014年9月にメンバーのTENNさんが急死しているんですよね。つまり、ET-KINGは2014年9月にTENNさん、そして2018年1月にいときんさんと立て続けに、ユニットの顔とも言えるメンバーを失っているわけです。

また、いときんさんの葬儀が行われたのは、地元大阪市阿倍野区の「やすらぎ天空館」で、奇しくもこの斎場は、2014年9月にTENNさんを送った時と同じ場所だったんですよね。

そんなこともあって、一部ファンの間から「呪い」との声も出ていたようです。

また、ET-KINGの大ヒット曲「ギフト」のMVの中で、TENNさんの後ろに首が異常に長い子供が写り込んでいると話題になったことも、この「呪いの噂」に拍車をかけたようです。

ただ、これについては次のような冷静な意見も…

いかがでしたでしょうか。

大阪の大国町出身のヒップホップ・ユニット「ET-KING」のリーダーとして活躍したいときんさん。

今回は、そんなET-KINGのいときんさんが、2017年6月に公表した病気と、最後のステージでの様子。

さらに、あんなにパワフルだったいときんさんの命をあっさりと奪ってしまった死因や葬儀での様子、さらに話題になったがん発症と刺青との関係や呪いの噂についてまとめてみました。

最後になりましたが、いときんさんのご冥福を心よりお祈りいたします。