だんご三兄弟はそのあまりの人気からブームをアメリカの経済誌「ロサンゼルス・タイムズ」で取り上げられたこともありました。このときはどのようにだんご三兄弟が取り上げられたのかはわかっていませんが、海外からも注目を集めるほどの影響力があったのは間違いありません。

だんご三兄弟の作詞・作曲を手掛けたのは3人の人物で、作詞とプロデュースは佐藤雅彦。作曲とアニメは内野真澄。そして作曲と編曲を担当したのは堀江由朗となっています。

だんご三兄弟で作詞を手掛けた佐藤雅彦という人物はじつはかなり凄腕の「クリエイティブディレクター」で、これまでに数多くの楽曲を手掛けていることで知られています。

彼はだんご三兄弟以外にもNHK教育テレビの楽曲を手掛け、さらに有名なテレビCMの音楽を手掛けるなど、かなり優秀な人物なんだそうです。

だんご三兄弟で作詞を手掛けた佐藤雅彦はNHK教育テレビの人気番組「ピタゴラスイッチ」で監修で手掛けたことでも知られていて、同じく作曲を手掛けた内野真澄も監修に携わっています。同番組は面白い仕掛けや構造から子供たちの「考え方」を育成することがテーマとなっていて、2002年から現在まで続く人気番組となっています。

だんご三兄弟で作曲を手掛けた内野真澄という人物は作詞・作曲以外に映像も手掛けていて、だんご三兄弟のアニメ制作にも携わっていました。また、NHK教育テレビの「ピタゴラスイッチ」でも監修を行っていて、現在も映像制作の分野で活躍を続けています。

だんご三兄弟で作曲と編曲を担当した堀江由朗という人物は普段は作曲家として活動している人物で、「JCAA・日本作編曲家協会」にも所属している有名な作曲家なんだとか。

彼はとくに「童謡」を得意としていて、これまでに数多くの童謡で作詞・作曲を手掛けています。

だんご三兄弟はその爆発的なヒットから同楽曲に携わった人たちの印税はかなりものが想定されています。当時CDは1枚1000円で売られていたため、CDの売上だけでもなんと「29.1億円」もあります。

また、同楽曲の使用でもかなりの額の印税があったことが伺え、楽曲に携わった人たちが大きな恩恵を受けたのは間違いありません。

だんご三兄弟は「童謡曲」のひとつですが、じつは童謡曲は基本的に「印税」ではなく「買取」です。ただ、だんご三兄弟の場合はあまりにもヒットしたことで本来なら買取契約であるところが印税契約となり、楽曲に携わった人たちは印税を受け取ることになりました。

だんご三兄弟にて歌唱を務めた速水けんたろうと茂森あゆみは同楽曲で2％の印税を受け取っていたことがわかっていて、CDの売上による印税だけでもなんと「5800万円」ほどの収入があったことになります。

さらに同楽曲は数多くの使用料も得ていることが想定されるため、速水けんたろうと茂森あゆみの2人は数億円の収入があったのは間違いないでしょう。

速水けんたろうと茂森あゆみの2人はうたのおにいさんとおねえさんを引退してからも2人揃って活動することがあるようで、だんご三兄弟のヒットのおかげで現在も人気が高いのだそうです。そのため、2人はいまでもNHKの教育番組に出演することがあり、そのときには歌を披露していました。

名前：谷本 敦雄（たにもと あつお）
生年月日：1962年1月2日
出身地：広島県
身長：177㎝
職業：歌手、俳優、声優

速水けんたろうはNHKの「おかあさんといっしょ」で8代目うたのおにいさんを務めた人物で、1993年4月から1999年4月まで担当していました。そのため、だんご三兄弟がリリースされたあとはすぐにうたのおにいさんを引退していて、歌番組などに出演したときにはすでにうたのおにいさんでは無い状態でした。

ちなみに彼が歌のおにいさんに就任したのは31歳のときで、だんご三兄弟がヒットしたときには37歳でした。

速水けんたろうは2011年に仕事へ向かう途中、横断歩道を歩行中の78歳女性を車ではねて死亡させる事故を起こしました。当時はうたのおにいさんが起こした事故ということもあって大きな話題となり、その後の判決などにも注目が集まりました。

彼の判決は「禁固2年執行猶予3年」となっていて、遺族は彼に芸能活動の復帰を促し、判決の2ヶ月後に復帰を果たしました。

速水けんたろうは2020年に新型コロナウイルスに感染したことが報じられて話題になりました。このときは彼の妻や子供までも感染していたようで、その症状はかなり深刻だったのだとか。

速水けんたろうはこのとき腰に激痛が走っていたようで、立つこともできなかったようです。さらに彼と妻の2人は酸素呼吸器をつけるほどだったようで、4～5日ほどは高熱が出て大変だったのだそうです。