番組で不仲説について言及されると、ファンの間でも2人の不仲説がTwitterで話題になりました。

ファンからは「ファンなら仲良いの知ってる」「ファンは絶対仲悪いと思ってるって、ずっと応援してますがそんな事一度も思ったことありません」と不仲説を否定する声が上がりました。

CHEMISTRYは不仲で活動休止を選んだわけではなく、ソロ活動を通じてお互いの音楽を極めるため、前向きに活動休止を選択したというのが真相のようです。

2012年に活動休止したCHEMISTRYは、5年のソロ活動期間を経て2017年に東京国際フォーラムで開催されたライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 - TWO - 」で活動を再開しました。

再始動後初となるシングル「Windy/ユメノツヅキ」もリリースされ、活動休止を経てレベルアップした2人の“ケミストリー”を再び見せています。

CHEMISTRY再始動のきっかけは川畑要からでした。
2015年元旦、音楽番組を見ている時に2人でしか出来ないことを感じたという川畑要が「ライブでもする気ない？」と堂珍嘉邦にメールし、そのメールをきっかけに2人で何度も顔を合わせて話し合いを重ね、2017年の再始動に繋がったといいます。

CHEMISTRY再始動の理由については、川畑要が「それぞれソロ活動期間を過ごすなかでCHEMISTRYのデビュー15周年を迎える年が近付き、意識し始めたことが最初のきっかけ」と語っています。

また、「再始動する時はCHEMISTRYを待ってくれていた人達の前で、ライブで2人が歌っている姿を最初に見せたいと思っていました」とも明かしました。

そこで堂珍嘉邦に15周年の節目をどう思っているのか聞いてみたところ、堂珍嘉邦も「僕も再始動するならライブで」と思っていたことが明かされ、お互いの思いが同じだったことで再始動に踏み出したと語られています。

2017年に再始動したCHEMISTRYは現在、どのような活動をしているのでしょうか。
デビュー20周年を迎えた現在のCHEMISTRYを見ていきましょう。

2021年にデビュー20周年を迎えたCHEMISTRYは、現在も精力的に音楽活動を行なっています。

CHEMISTRYの代表曲をリメイクするプロジェクトが発表され、「PIECES OF A DREAM」をはじめとした数々の名曲が現在の音楽シーンに沿ったスタイリッシュなサウンドに進化しました。

リメイクを手掛けたのは星野源やofficial髭男dism、あいみょんなどを手がける音楽集団「origami PRODUCTIONS」で、川畑要と堂珍嘉邦も新たにレコーディングを行い、現代の音楽に生まれ変わった名曲達を発表しています。

また、CHEMISTRYは2021年10月より3ヶ月に渡って全国を回るライブツアー「CHEMISTRY 20th anniversary TOUR～第三章～『This is CHEMISTRY』」をスタートさせています。

CHEMISTRYがデビュー20周年を迎えたことを記念して開催されるライブツアーで、初日10月8日の東京・立川ステージガーデンを皮切りに、最終公演となる12月3日の福岡・福岡サンパレス ホテル＆ホールまで、計7カ所を回る全国ツアーとして幕が開きました。

活動休止期間を経てそれぞれの音楽を突き詰め、その上で再びCHEMISTRYとして再始動した2人は、現在も精力的に音楽活動に取り組み、多くのファンを音楽で魅了しています。

CHEMISTRYの活動休止理由、不仲説の真相、再始動のきっかけと現在の活動をお届けしました。進化した2人のこれからの“ケミストリー”も楽しみにしていきたいですね。