と言うのも、HSUさんが“32歳の音楽家”という条件に一致していたからなんですよね。

但し、この事故で亡くなった人物がHSUさんだったという信憑性ある情報はもちろん、現場付近でのHSUさんの目撃情報なども一切ありませんでした。

また、「女性セブン」の2021年11月4日号は、HSUさんの知人による亡くなる直前の様子について、次のようなコメントを掲載しています。

この知人の証言や家族との幸せそうな写真を見る限り、HSUさんが“飛び込み”に至る理由はどこにもないように思います。

しかし、その一方で、同誌には「人知れず自身の健康上の悩みを抱えていたのでは？」と指摘する次のような知人の証言も掲載されていたんですよね。

これに加えて、コロナ禍で音楽活動が制限され、より気持ちが落ち込んで鬱状態になり、思い詰めた挙げ句に“飛び込み”に至ってしまったのでは…なんて声も少なくないようです。

また、電車の人身事故と言えば、つい“飛び込み”を連想しがちですが、ごく一部ではあるものの、事故当時のHSUさんは薬物使用による酩酊状態にあり、線路に立ち入ってしまったことによる不慮の事故だとする説もあるようです。

と言うのも、HSUさんが所属していたSuchmosには、以前から薬物疑惑が浮上していたからなんですよねぇ…。

Suchmosに薬物疑惑が浮上したきっかけは、株式会社サイゾーが運営するオカルト系ニュースサイト「トカナ」が投稿した、紅白出場経験のある人気バンドメンバー“X”が違法薬物を常用しているという次の記事だったようです。

さらに「トカナ」では、このXが所属する人気バンドについて、「ここ数年で売れて紅白に出場した」などのヒントから、ネット上ではWANIMAやKing Gnu、RADWIMPS、ゲスの極み乙女などとともに、Suchmosの名前も挙げられていたんですよね。

但し、多くの人は、Suchmosのメンバーの薬物使用を疑う声は、主にドラムのケントさんと、ボーカルのヨンスさんに向けられており、HSUさん死去のニュースが出るまでは、HSUさんの薬物使用を疑う声は、ほとんど出ていないかったようです。

もっとも、もともと薬物疑惑の原因を作った「トカナ」というニュースサイト自体、それほど信憑性の高いニュースソースとは言えません。実際、

また、ケントさんとヨンスさんの疑惑についても、ライブ中などでトランス状態に入り、「目がイッちゃってる」などといった、およそ具体的な証拠に基づくものではないようです。

なので、HSUさんの死と薬物を結び付けた噂はデマの可能性が高そうですね。

ただ、普通はアーティストの訃報を伝える場合、具体的な死因を隠したりぼやかしたりすることはよくありますが、亡くなった日付は明記するものなんですよね。

内々で済ませたい告別式がまだ行われていないという状況であれば、考えられなくもありませんが、告別式が済んでいるのであれば、死去日を公表しないことのメリットってあまり考えられません。

と言うことは、死去日を公表しないことには理由がある…逆に言えば、死去日を公表してしまうと何らかの不都合が生じてしまうと考えるのが自然なのかも知れません。

と言うことは…