ちなみに、ミックスボイスとは、ごくごく簡単に言えば“地声と裏声を混ぜ合わせた歌声”を言うのですが、岩沢厚治さんのミックスボイスは、その他大勢のアーティストが使うミックスボイスとは一線を画していると言われています。

普通は、地声と裏声を混ぜるわけですから、どうしても声量はダウンしてしまうものなのですが、岩沢厚治さんのミックスボイスは、異常なほどの声量を誇ります。

北川悠仁さんが歌うメインパートを、高音でハモることが多い岩沢厚治さんですが、彼の歌声の存在感はハンパなく、時にメインパートの北川悠仁さんの歌声を食ってしまうことも…。

あれだけ声量のあるミックスボイスなんて、練習すれば出せるというものではないため、「天性のミックスボイサー」とか「神が与えたもうたギフト」、「ミックスボイスの天才」などと呼ばれているようです。

そんな岩沢厚治さんのハンパない声量が実感できる動画を見つけたので、ご紹介しましょう。

最後に、岩沢厚治さんの歌声の音域についても調べてみました。

岩沢厚治さんの最低音は、「カナブン」や「風吹く町」などで見られる「mid1D」だと言われています。

一方の最高音は、「GO★GO!!サウナ」などで見られる「hiD#」という説が一般的なようで、もしもそれが正しければ、およそ2オクターブの音域を持っていることになります。

実際、ゆずの代表曲である「夏色」の最高音は「hiC」なのですが、どの歌詞の部分が「hiC」なのかと言うと…

サビ前の「染めて【ゆ】くから」と、サビの「この長【い】長い下り坂を、君をじ【て】んしゃの後ろに乗せて」

このように「夏色」では、最高音「hiC」が連続して出てくるため、女性でも歌いこなすのはキツいと言われています。

但し、色々と調べていくうちに、岩沢厚治さんはaikoさんの代表曲「カブトムシ」を地声で歌える…なんて声もありました。

そこで、岩沢厚治さんやゆずが歌う「カブトムシ」の動画が探してみたところ…こんなんありました。

ちなみにカブトムシには、岩沢厚治さんの最高音とも言われている「hiC」よりも高い、「hiD#」と「hiF」が出てきます。

どの歌詞の部分かと言うと、ラストの…


しょ（hiC） う が（hiC） 【い】（hiF）
わ す れ 【る】（hiD#）　ことはないでしょう


岩沢厚治さんがどの程度の声量で、この「hiD#」と「hiF」を出しているのか、興味津々で聴き入っていたのですが…

残念ながらこの部分は、本家のaikoさんも裏声を使ってやっと出している感じなためか、岩沢厚治さんは発声していませんでした。

いかがでしたでしょうか。

「夏色」や「栄光の架橋」などのヒット曲で知られる人気デュオ「ゆず」のサブリーダーであり、イケメンじゃない方で、高島彩アナの旦那じゃない方で、声が高い方の岩沢厚治さん。
今回、そんな岩沢厚治さんの歌が上手すぎると話題の歌唱力についてまとめるとともに、類い稀なるミックスボイスをもつ歌声の特徴や音域について調べてみました。

今後も岩沢厚治さんの活躍と歌声に注目していきたいと思います。