また、Lockin’ と呼ばれるジャンルのダンスなら、DA PUMPのKENZOさんが日本どころか世界チャンピオンなんですよね。

もちろんダンスだけ！とかボーカルだけ！なら三浦大知さんよりスキルが高い人は少なくないでしょう。

しかし、あのレベルのダンスを、あのレベルの歌唱をしながら、息ひとつ切らさずに踊りきり、歌いきれるのは、現在の日本では恐らく三浦大知さんを置いてほかにいないと思われます。

ちなみに、三浦大知さんを世界の名だたる歌って踊れる“男性ソロ歌手”である、アッシャー（Usher）やクリス・ブラウン（Chris Brown）、Rain（ピ）、オマリオン（Omarion）、そしてマイケル・ジャクソン（Michael Jackson）と並べた動画がこちら。

自分的には全く遜色がないと感じました。
三浦大知さん以外の日本人で、この動画の中に挿入できそうな人を想像できますか？

ダンスのジャンルにもよりますが、概してダンスは激しい動きだけではなく、一連の動きをピタッと止める技術がとても重要になります。

それまでの動きが激しければ激しいほど、それを止めるためには体幹の強さや、全身の筋肉の強さが求められることは容易に想像できるのではないでしょうか。

この「静と動のメリハリ」については、三浦大知さん本人もこだわっているポイントのようなので、是非注目してみてください。

ダンスは一連の動きの連続ですが、どのタイミングや角度から見てもカッコいいシルエットであることが求められます。

そのためには、動きの中に隙が全くなく、指先からつま先まで、常に意識が届いていなければならないのです。

三浦大知さんのダンスの一つ一つのシルエットが、とっても美しくカッコ良く見えるのには、ちゃんと理由があることを上手く解説したツイートを見つけたのでご紹介しましょう。

一つの簡単な動きでも、ここまで身体のあちこちを意識してコントロールできなければ、三浦大知さんのようなカッコいいシルエットにはならないみたいですねぇ…。

①の「静と動のメリハリ」にも直結するのですが、動きにキレがあることで、初めて静と動のメリハリが生まれると言っても過言ではありません。

そして、動きにキレを出すためには、全身の筋肉を思いのままにコントロールできなければなりませんし、そのそのためには体幹が強くなければならないのはもちろん、強くしなやかな筋肉でなければならないのです。

三浦大知さんのダンスのあのハンパないキレは、日々のたゆまぬトレーニングのたまものなのでしょうね。