つんく♂の喉頭がんは現在、どのような病状となっているのでしょうか。

通常、がんは治療後5年を経過して再発しなければ治ったと見なされます。

2019年に5年を迎え、がんの再発がないことから現在は治癒したと見られますが、つんく♂は今でも緊張感や不安の中で生きていると語っています。

現在は症状も出ておらず喉頭がんは治癒したと言えるものの、またいつがんの恐怖に襲われるか、そんな不安を抱えながら今を懸命に生きています。

つんく♂は声帯摘出後から、「食道発声法」のトレーニングを重ねていると報じられました。

トレーニングの結果、聞き取りにくいほどの小さな声ではあるものの、なんとか声を出すことが出来るようになってきていると言われています。

ただ、公の場に出てコメントをする場合は声を使用せず、パソコンに文字を入力する形で会話する筆談を行なっています。

2015年9月13日に放送されたNHKドキュメンタリー番組「NEXT 未来のために」では、声帯摘出手術後初の単独インタビューに応じ、パソコンを使用しての会話を実践しました。

また、2016年3月21日放送のテレビ朝日トーク番組「徹子の部屋」でもパソコンを使用しての会話を行なっています。

さらに2018年3月31日には、自身がプロデュースを手掛けた「モーニング娘。」のデビュー20周年記念番組「モーニング娘。まるっと20年スペシャル!」内で、パソコンを使用してインタビューに答えています。

YouTubeで公開されている対談もこのスタイルです。

現在、公の場ではこうしてパソコンを使用して思いを伝える方法が取り入れられています。

その一方で、食道発声法により静かな場所で家族と会話できるレベルには声が出るようになったことも明かされています。

日常生活を支障なく送れるほどの声を出すことはできないものの、食道発声法のトレーニングを重ねて声を出せるようになったつんく♂の努力を称えたいですね。

つんく♂は声帯摘出後、妻と子供たちと共にハワイに移住し、現在はハワイに自宅を構えて生活しています。

インスタグラムにはハワイでの生活の様子が投稿されることもあり、最愛の家族とゆっくりとした時間を過ごしていることが窺えます。

つんく♂の自宅はハワイ・ホノルルのオフィス街ダウンタウンにあり、ダウンタウンでは度々つんく♂と家族の姿が目撃されています。

ダウンタウンはワイキキなどの街にも車で15分ほどで行ける立地で、地元の学校に通う子供たちのためにダウンタウンに自宅を構えたことが報じられました。

ハワイでのつんく♂の暮らしは、子供を中心とした生活になっているようです。

インタビューによるとつんく♂は子育てに追われる日々を過ごしており、一日のスケジュールが子供中心であることが明かされました。

まず朝5時半に起きて子供たちを学校に送り、自宅に戻って家事を行い、合間に仕事を片付け、子供たちの学校が終われば習い事の送り迎えをするという、多忙ながらも充実した幸せそうな生活を送っています。

また、子供たちが出演するミュージカルの裏方作業も手伝っていることが明かされました。
日本で音楽プロデューサーとして地位を築いたつんく♂が裏方を務めるミュージカルに興味を惹かれますね。

ハワイで父親としての仕事に徹する一方、日本でもエンターテインメントに携わる活動を継続しており、2025年に開催される予定の「大阪・関西万博（正式名称：2025年日本国際博覧会）」の特別アドバイザーに就任したことが発表されました。

大阪出身のつんく♂が「どのようなエンタメが提供できるか」と真剣に取り組み、地元・大阪を盛り上げるためにどんな活動が行われるのか、これからのつんく♂の仕事にも注目が集まります。

喉頭がんにより声帯摘出手術を行なったつんく♂の現在の病状と声の状態、自宅のあるハワイでの暮らしをお届けしました。
大阪・関西万博の特別アドバイザーに就任し、現在もエンターテインメントに携わるつんく♂の今後の活躍も期待できそうですね！