そして翌1964年の24歳の時に『夜の太陽』で歌手デビューした加山雄三さんは、1965年に映画『エレキの若大将』の主題歌として発売した『君といつまでも』が350万枚の大ヒットを記録し、俳優・歌手として大ブレイクしたのです。

そんな加山雄三さんはこれまでにNHK紅白歌合戦に17回出場し、1992年には24時間テレビのテーマソングを谷村新司さんと発表するなど大活躍しており、2014年にはこれまでの功績が称えられ『旭日小綬章』を受賞しています。

その後、それまで自身の船に女性を乗せたことがなかった加山雄三さんが松本めぐみさんを船に乗せたところ、船酔いするどころか黙々と編み物をしていた姿に一目惚れし、その後、交際に発展したそうです。

松本めぐみさんの長男である池端信宏さんは、16歳でアメリカ・ソルトレイクシティに留学し音楽活動を始めると、1995年に加山雄三さんのバンドの一員だった喜多嶋修さんのプロデュースによりアルバム『フライング・ハイ』でミュージシャンとしてデビューしたのです。

松本めぐみさんの次男である山下徹大さんは、1992年に父・加山雄三さんが24時間テレビのテーマソング『サライ』を作った際、ゲスト出演したアート・ガーファンクルが見たくて武道館へ足を運ぶと、それを見かけたディレクターから“ドラマに出てみないか？”と父親を通してスカウトされたのです。