日本でまだ長者番付が公開されていた頃には、加山雄三は俳優部門第2位にランクインし、4683万円(1966年)の高額納税をしていました。

現在の年収は公開されていないため不明なものの、ボートを始め絵画や鉄道など多趣味な加山雄三がお金のかかる趣味を思いっきり楽しむことができている状況からも、現在も高額な年収を稼いでいることがわかります。

1991年に新潟・湯沢町に総工費100億円のスキー場をオープンさせ、2011年に経営悪化により閉鎖されて数十億円の借金を抱えたものの、2015年に借金を完済したという情報もあり、金回りの良さはさすが一流芸能人といったところです。

一説には、加山雄三の24時間テレビのギャラ推定額は200万円と言われています。番組の合間に1曲歌うだけで200万円を稼ぐギャラの高さです。

また、講演会のギャラは1回400万円とも言われており、加山雄三が現在も高額な年収を稼いでいることは間違いなさそうです。

ここからは現在の加山雄三の仕事について見ていきましょう。

加山雄三は2014年から2015年にかけて、自身最後の全国ツアーとして全国47都道府県をまわるコンサート「若大将EXPO 〜夢に向かっていま〜」を開催しました。
自身最後の全国ツアーと称したものの歌をやめるわけではなく、全国ツアーからは身を引くとのことでしたが、現在も音楽活動やライブ活動は続けています。

2021年4月には自身初のデジタルシングル「紅いバラの花」をリリースしました。

また、2015年が最後の全国ツアーと言われていたものの、愛船「光進丸」の炎上を経験して考えが変わり、80歳を超えた今も現役で歌手活動ができることへの感謝を胸に歌い続けることを決心し、コンサートツアーも再開されました。

2019年から2020年にかけて「加山雄三コンサートツアー2019-20 START」で全国各地を回り、小脳出血で休養を経験した後には2021年12月11日に東京・Billboard Live TOKYOで有観客ライブ「KAYAMA YUZO The Best」を開催しています。

また、2022年には「KAYAMA YUZO The Best ～アンコール公演～」も開催されることが決定し、現在も現役歌手として多くのファンを楽しませています。

加山雄三が自ら発案して誕生した「バーチャル若大将」も話題になっています。

「バーチャル若大将」とは最新のAI技術を駆使して作られたバーチャルヒューマンで、加山雄三の話し声や歌声を再現しています。

バーチャル若大将の初企画「若大将ザ・ベスト」は、バーチャル若大将が日本のベストソングをカバーするコンテンツで、発案者である加山雄三自身が選曲と監修を担当しました。

シャ乱Qの「シングルベッド」、MONGOL800の「あなたに」、BEGINの「恋しくて」などがカバーされており、加山雄三本人のコンサートにも特別出演するなど活動の場を広げています。

今後の加山雄三本人の活躍はもちろん、バーチャル若大将の活躍も楽しみにしたいですね。

加山雄三の現在をお届けしました。80代になった今も新しいことに取り組み、元気な姿でファンを楽しませてくれる加山雄三のこれからにも注目です！