名前：長渕剛（ながぶちつよし）
生年月日：1956年9月7日
出身地：鹿児島県日置郡伊集院町
職業：シンガーソングライター、俳優
所属事務所：Office REN

そんな長渕剛さんの家庭はとても貧しく、生後間もなくインフルエンザで生死を彷徨うも、その後はすくすくと育ち、茶畑で遊んだり虫取りをしたりと自然豊かな環境で3歳まで過ごしたのです。

そんな中、音楽を聴くのが楽しみだったという長渕剛さんは、同郷の吉田拓郎、加川良、友部正人、遠藤賢司、高田渡などフォークソングを好んで聴き、中学3年生の時にガット・ギターを購入し、ギターを始めたのです。

そして高校へ入学すると友人とフォークソンググループ『T&Tグループ タケシとツヨシ』を結成した長渕剛さんは、音楽活動を本格化させ、3年間で300曲以上もの曲を作ったのです。

そんな長渕剛さんは九州産業大学へ進学後『永渕剛』の芸名でライブハウス活動を本格化させると、音楽活動を優先するために大学を中退し、ヤマハポピュラーソングコンテスト（通称：ポプコン）で入賞を果たしたのです。

そして入賞を機にビクター・レコードと契約した長渕剛さんは、1977年に永渕剛として『雨の嵐山』で歌手デビューを果たしたのです。

しかし雨の嵐山が全く売れなかった長渕剛さんは、翌1978年にポプコンで入賞した『巡恋歌』で東芝EMIから再デビューすると、南こうせつらとコンサート活動を本格化させたのです。

そして1979年にアルバム『逆流』をリリースした長渕剛さんは、1980年にファンからの要望により『順子』をシングルカットすると、初のオリコンチャート1位を記録し、たちまちトップシンガーの仲間入りを果たしたのです。

そんな長渕剛さんは1982年、全国ライブ『コンサートツアー'81〜'82』を開催すると、初の日本武道館公演では1万人を動員する大盛況となり、翌1983年には倍の2万人を動員するほど人気を博したのです。

その後も『GOOD-BYE青春』や『親子ジグザグ』などの多くの曲をリリースした長渕剛さんは、1987年にリリースしたアルバム『LICENSE』がオリコンチャートで最高位1位を獲得し、第29回日本レコード大賞でアルバム大賞を受賞したのです。

さらに長渕剛さんは、1988年に新録した『乾杯』と『とんぼ』がミリオンセラーを記録すると、男性ソロアーティストとしては史上初の東京ドームでコンサートを開催し、絶大な人気を博したのです。