名前：山中拓也（やまなかたくや）
愛称：やまたく
生年月日：1991年3月2日
出身地：奈良県
職業：ミュージシャン
所属事務所：MASH A&R

奈良県出身の山中拓也さんですが、4歳から6歳まで父親の仕事でタイに住んでおり、家にはお手伝いさんが住み込みで働いていたというお坊ちゃんだったのです。

そんな山中拓也さんの家族はみんな音楽が大好きで昔から家では音楽が流れており、小学生の頃は歌うことが大好きだったのです。

そんな中、小学校4年生の時に5歳年上で高校生だった兄がバンドを始めると、セッション相手が欲しかったからと山中拓也さんのお年玉を使いベースを購入してきたのです。

その後、中学の時にエミネムに衝撃を受けヒップホップにハマった山中拓也さんは、中学3年生の時に初めてバンドを組むと、高校1年生の時には軽音部の仲間とACIDMANのコピーバンドを組み、他にも『Higher Ground』など3つバンドを掛け持ちし、この頃から作詞作曲も始めたのです。

その後、大学に入学しHigher Groundの活動を再開した山中拓也さんですが、いざ活動を再開してみるとライブでは集客が3人で、以降もお客が集まらなかったためバンドを解散したのです。

そんな中、バンドメンバーだった“あきらともう1度バンドを組むことにした山中拓也さんは、2010年に『THE ORAL CIGARETTE』を結成したのです。

そんなTHE ORAL CIGARETTEはインディーズで精力的に活動しアグレッシブなサウンドでファンを増やすと、2012年にオーディション『MASH A＆R』で初代グランプリを獲得し、2014年に1stシングル『起死回生STORY』でメジャーデビューを果たしたのです。

こうしてTHE ORAL CIGARETTEのフロントマンとして人気を博す山中拓也さんは、同バンドの全楽曲の作詞作曲を手掛けて、ファンの心を鷲掴みにしているのです。

山中拓也さんは幼少期はとても泣き虫で、不安になるとすぐに泣いていたこともあり、小学生の時は一部の同級生からイジメに遭っていたそうです。

その後、成長するに連れてチャンチャとなり、中学では殆ど母親と2人だったと言う山中拓也さんは、イラつくことがあれば家の壁や物に当たり、母親にも怒鳴り散らす日々を送ったと言います。

さらに山中拓也さんは高校3年生の時に母親の乳がんが発覚すると、兄は早くに家を出ており、父親も海外出張でほとんど家にいないことから、本来であれば大学進学後は1人暮らしをする予定でしたが、"今まで迷惑をかけた償い”として片道2時間かけて通学することを決心しているのです。

そんな山中拓也さんは2012年の20歳頃に、『劇症肝炎』という肝臓の機能が急激に低下し、意識障害などの重篤な症状が現れる疾患を患い、生死を彷徨っているのです。