そして同年に『花のれん』で東京進出を果たした森光子さんは、以降も『がめつい奴』に出演すると、1961年には舞台『がしんたれ』で脇役ながらも高い評価を受けたことがきっかけで、菊田一夫さんは『放浪記』の脚本を執筆したのです。

こうして放浪記で女優としての地位を確立した森光子さんですが、プライベートでは2度の結婚・離婚歴があるのです。

そして結婚後はリチャード・ウエムラと渡米する予定だった森光子さんでしたが、芸能界に未練があったため渡米のキャンセルを伝えると、リチャード・ウエムラが1人でハワイに戻ったため、婚姻期間1週間で結婚生活にピリオドを打ったのです。

しかし1961年の放浪記でブレイクした森光子さんは仕事にのめり込むと、岡本愛彦さんは体を心配し仕事を減らすように忠告するも、森光子さんが反発したことで2人の間の亀裂が修復不可能となり、1963年に離婚したのです。

こうして2度の離婚を経験した森光子さんは、“もう二度と結婚しない”と誓ったのです。

いかがでしたでしょうか。

この記事では、森光子さんのプロフィールや経歴、昔の活躍やプライベートなど若い頃についてまとめました。

芸妓の私生児として生まれ、両親の死をきっかけに女優への道へ進んだ森光子さんは、一度女優に失望しジャズ歌手としてのキャリアをスタートするも、肺結核を患い生死を彷徨ったのです。

しかし見事に復活した森光子さんはラジオタレントとして人気を博すと、その後菊田一夫さんと出会い、放浪記で女優としての地位を確立したのです。

そしてプライベートでは2度の離婚歴がある森光子さんは、いずれの離婚も女優業を優先して離婚に至っているのです。

そんな森光子さんは2012年に亡くなってしまいましたが、これからも多くのファンの心の中で生き続けるに違いありません。