そんな中1936年に上原謙さんと結婚し芸能界を引退した上原謙さんは、1952年に映画『お茶漬の味』に特別出演するも、その後は太り始めた夫の体型矯正のために体操と食事療法を学び小桜式プッシュ体操を考案すると、1960年代は小桜式美容体操の講師として活躍したのです。

北海道の網本の3女として生まれた大林雅美さんは、家業の破綻により母子家庭で育ち中学入学前に上京すると、17歳の時に高校を中退し歌手の大橋節夫に師事したのです。

そして在日アメリカ軍のキャンプ回りをした後、ホステス兼クラブ歌手となった大林雅美さんは、1975年に上原謙さんと出会い同棲を経て結婚したのです。

こうして2度の結婚歴がある上原謙さんには、息子が1人・娘が3人の4人の子供がいます。

加山雄三さんは上原謙さんと小桜葉子さんの間に誕生した長男で、大学卒業後に東宝へ入社すると、同年に『男対男』で映画デビュし、同年には『独立愚連隊西へ』で初主演を果たしたのです。

そして翌1964年の24歳の時に『夜の太陽』で歌手デビューした加山雄三さんは、1965年に映画『エレキの若大将』の主題歌として発売した『君といつまでも』が350万枚の大ヒットを記録し、俳優・歌手として大ブレイクしたのです。

そんな加山雄三さんはこれまでにNHK紅白歌合戦に17回出場し、1992年には24時間テレビのテーマソングを谷村新司さんと発表するなど大活躍しており、2014年にはこれまでの功績が称えられ『旭日小綬章』を受賞しています。