小田さんは「オフコース」の元メンバーでリーダーとボーカルを担当していました。
1970年にメジャーデビューをしたもののヒット曲に恵まれませんでした。

デビュー10年目にして「さよなら」が大ヒットし一躍トップアーティストの仲間入りを果たしました。
その後、ヒット曲を連発するも1989年に解散しました。

オフコースが解散する前から小田さんはソロとしても活動しており、オフコースが解散後ソロ活動を本格的に開始しました。

代表作ともいえる「ラブ・ストーリーは突然に」は258.8万枚のミリオンセラーを突破しています。
また、音楽以外に映画やドキュメンタリーの制作なども行うなど幅広く活躍されています。

出身小学校は、関東学院六浦小学校、横浜市立八景小学校です。

小田さんの実家は商店街にある薬局で「小田薬局」というそうです。
小田さんには兄が一人おり、薬剤師になり家業である薬局を継いでいます。
その他にも、日本チェーンドラッグストア協会、横浜市金沢区薬剤師会などの要職を歴任されています。
また、父親はすずらん通り商店街の基礎を築いたということで藍綬褒章を受章されているすごい方です。

小学生の頃よく小学校で讃美歌を歌わされていたことがきっかけで「歌」や「音楽」にハマっていきました。

また、3年生の頃、中学校を受験するために通っていた進学塾の通学で乗っていた京浜急行の車中でオフコースのメンバーである鈴木康博さんと出会いました。

出身中学校は、聖光学院中学校です。
聖光学院は、中高一貫校で神奈川県でも進学校で有名です。偏差値は65～70で小田さんの他にも有名な方が卒業されています。

・大西卓哉（JAXA宇宙飛行士、31期）
・河野玄斗（タレント、YouTuber、51期）
・石川一郎（テレビ東京ホールディングス社長、テレビ東京社長、13期）
・鐸木能光（作家、ミュージシャン、11期）　他

小学校の時に出会った鈴木康博さんとも一緒の中学校です。
小田さんの第一志望は栄光学園中学でしたが受験に失敗してしましいました。鈴木さんも同様に受験に失敗されています。

中学校に入学すると野球部に所属していました。

中学校の時見た映画「ティファニーで朝食を」の主題歌である「ムーン・リバー」に感動したそうです。
レコードも買いこの時に「将来こんな素敵な仕事ができたら」と思うことになりました。

中学校を卒業した後は、聖神奈川県聖光学院高等学校に内部進学しています。

高校でも中学からしている野球部に所属されていました。
そんな部活も2年生になると受験の為部員が次々に辞めていく中、小田さんは3年の夏まで続けていました。

また、3年生の時、学園祭で小田さん、鈴木さん、地主道夫さん、須藤尊史さんの4人で演奏を披露しました。
あまりにも盛り上がった為、先生から「もう一度歌え」と「命令」されたそうです。

オフコースとしてデビュー後も学園祭実行委員の後輩達より毎年のように出演依頼を受け、聖光祭にて演奏を毎年披露していました。

さらに、1999年の聖光学院創立40周年記念行事には、小田さん・地主さん・須藤さんの3人が再び集結し当時の演奏ナンバーを披露しています。

高校を卒業した後は、東北大学に進学しています。
大学では、建築学を専攻していました。
高校生の時に授業で建築模型を製作して以来建築に興味を抱いたようです。

最初は、千葉大学医学部を受験しようと思っていたそうですが、大学を見学した時に消毒臭・カーテンの汚さが嫌で東北大学に決めたそうです。

ちなみに、中学から一緒だった筋機さんは東京工業大学に進学し離れ離れになってようです。
しかし、大学がお互い違っても休日に鈴木さんが仙台まで車に機材を積み込んで行き、音楽活動を続けそのグループ名を「ジ・オフ・コース」と名付けていました。