松尾一彦が体調を崩したのは、2005年頃です。
入院を余儀なくされ、仕事もキャンセルされるなど、ファンの間でも動揺が広がっていました。

ラジオ番組で当時の病気について語ったことがあり、心臓を患っていたことが判明しています。

松尾一彦は福島のコミュニティラジオ、FM Mot.comの「HOP STEP MUSIC」に大間ジローと共に出演した際、病気について告白。

病名は明かされませんでしたが心臓の病気で、医師から心臓の3分の2が機能しておらず、30%〜40%のみで動いていることを伝えられたと明かしました。

その結果、入院して治療に専念することになり、同時にリハビリで運動を行うようになったといいます。

痩せたのは病気が理由だと思われていますが、実はこのリハビリで運動をするようになったことが痩せた理由の一つです。

昔は心臓の病気を患うと絶対安静が鉄則でしたが、現在では歩けるようになればすぐにリハビリが開始され、ウォーキングや自転車で運動するようになっています。

それまでほとんど運動をしてこなかった松尾一彦は、リハビリの半年間で毎日運動に努めたことで一気に痩せ、医師からがんを疑われるほどの大減量という結果になりました。

病気を患ってからはすでに15年以上が経っており、現在も毎日薬を飲んで毎月通院しながらですが、普通の生活を送れるようになっています。

ここからは松尾一彦の現在について見ていきましょう。

松尾一彦は2015年に還暦を記念して、オフコースから現在までのライブ映像と新作ミュージックビデオ、オフコースのメンバーのインタビューを収録したDVD「“I’ll see you when I see you” Kazuhiko Matsuo Choronicle」を発売しました。

この作品はオフコースファンにとってお宝と称され、松尾一彦ファンはもちろん、オフコースファンも歓喜の作品となっています。

2022年には、2016年に期間限定配信で発表された幻のインストアルバム「Untitled Another Works」のリマスター版が500枚限定販売でリリース。

さらにライブ活動も精力的に行なっており、オフコースの元メンバーである清水仁・大間ジローとともに結成したユニット「Acoustic Beatles Club（A.B.C）」としてステージに立つなど、現在もファンの前で音楽を披露する機会を作り続けています。

音楽のみならずオリジナルグッズの販売も行われており、松尾一彦自身がデザインにもこだわって選び抜いた2種類のデザインのスニーカーが販売されています。

また、現在の音楽家らしくYouTubeチャンネルも開設。
YouTubeでは松尾一彦の楽曲のミュージックビデオや、貴重なライブ映像などが公開されており、現在の松尾一彦の音楽を観ることができます。

還暦を過ぎ、まもなく70代に突入しようとする現在も、ソロのミュージシャンとして、そしてユニットのメンバーとして精力的に音楽活動に励んでいる松尾一彦。
彼のこれからの活躍も期待していきたいですね。

オフコースの元メンバー・松尾一彦の家族・結婚・病気、そして現在の活動状況をお届けしました。
長年にわたり音楽に携わり続け、往年のファンを大事にし続ける松尾一彦のこれからにも注目です！