オフコースの原型は、1964年に神奈川県横浜市の聖光学院高校に在籍していた小田和正、鈴木康博、地主道夫、須藤尊史の4人が結成したグループで、文化祭で音楽を披露する目的で結成されました。結成時のメンバーである須藤尊史さんは、翌年の1965年に脱退することになります。

高校卒業後は横浜市立大学に進学。横浜市立大学ヨット部でセーリングに嵌まる。昭和シェル石油入社後、北海道・九州・オーストラリア・ニュージーランド・茨城・静岡・北陸と転勤するも、各地でディンギーやキールボートのレースに出場。最近では、東京湾・相模湾・霞ヶ浦・諏訪湖10大学等でセーリングをエンジョイしているそうです。（画像右端が須藤さん）

生誕：1948年
出身地：神奈川県横浜市
出身校：
聖光学院中学校・高等学校
東北大学工学部金属加工学科
早稲田大学理工学部建築学科
職業：建築家、元ミュージシャン（オフコース）

地主道夫（じぬし みちお）さんは、横浜市に生まれ、聖光学院中学校・高等学校を経て、東北大学工学部金属加工学科卒業。その後、早稲田大学理工学部建築学科に編入学し、同大を卒業します。高校時代にオフコースに参加し、ギターとして活躍します。

早大在学中の1971年に脱退し、1973年に竹中工務店入社。2004年から同社営業本部専門役に就任しました。オフコースに在籍した期間は短かったようですが、その後は小田和正とゴルフを楽しむ仲のようです。

現在は竹中工務店を退社し、建築家として独立しています。銀座のメゾンエルメスや青山のプラダブティックの建築を手掛け、2005年に日本建築学会賞を受賞しています。母校の聖光学院の校舎建て替え工事では７年間かかり、設計と監修を担当。完成時にはそのホールで3日間にわたり、小田和正コンサートが行われたそうです。