名前：チバ ユウスケ
生年月日：1968年7月10日
出身地：神奈川県藤沢市
血液型：A型

チバユウスケは、90年代にデビューした人気ロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」（ミッシェル・ガン・エレファント）のボーカルとして知られるロックミュージシャンです。

通称「ミッシェル」は、命を削るような気迫を放つ圧巻のステージパフォーマンスで熱狂的な人気を集め、当時の横浜アリーナでは前代未聞となるオールスタンディングのライブを開催するなど、90年代を代表するロックバンドとして活躍しました。

ロックファン以外にも知られる存在であり、音楽番組「ミュージックステーション」で女性デュオ「t.A.T.u.」がドタキャンした際、すでにステージを終えていたミッシェルがリハ無しのぶっつけ本番でもう一曲披露してスタジオを大興奮の渦に巻き込んだことでも有名です。

チバユウスケはミッシェル解散後は、「ROSSO」や「The Birthday」といったバンドでも活動していました。多くの楽曲で作詞も担当し、ソロアーティストとしても活躍したチバユウスケは、日本のロックシーンに多大な影響を及ぼした存在であると言えます。

50代になってからも精力的に活動していたチバユウスケですが、2023年4月に食道がんと診断されたことを公表しました。活動を休止し治療に専念していましたが、復帰が叶わぬまま同年11月26日に亡くなりました。

ここからは、55歳という若さでこの世を去った伝説のロックミュージシャン・チバユウスケのロックに目覚めてデビューするまでの生い立ち、生まれ育った実家、父親・母親・兄弟など家族についてまとめていきたいと思います。

チバユウスケの生い立ちや実家について見ていきましょう。

チバユウスケは神奈川県藤沢市出身で、幼少期は実家のある湘南地区で育ちました。

幼少期からヴァイオリン教室に通い音楽に慣れ親しんで育ち、高校時代にロックに目覚めてパンクロックバンド「ドランカー」を結成してバンド活動を始めました。

幼稚園から高校までエスカレーター式に湘南学園に通っており、学校がバンド活動を禁止していたことから当時はステージに上がる経験はなかったそうですが、大学進学を機に本格的に音楽活動を開始しました。

幼少期からヴァイオリンを習っていたという情報や、幼稚園から高校まで一貫の私立校に通っていたという情報から、チバユウスケの実家はお金持ちな家庭だったことが窺えます。

実際に父親が大手企業に勤めていたため、実家はそれなりに裕福だったことでしょう。
父親や母親に関する情報は後述で詳しく紹介するのでぜひそちらもチェックしてみてください。

1988年に明治学院大学経済学部商学科に入学したチバユウスケは、大学のサークル「ソング・ライツ」に加入し、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」を結成しました。

バンドメンバーのクハラカズユキらと出会ったのもこの頃で、大学卒業後もバンド活動を続け、インディーズでの活動を経て1996年2月1日にシングル「世界の終わり」でメジャーデビューを果たしました。

ここからはチバユウスケの家族についてお届けします。

チバユウスケの家族構成は、父親・母親の他に、妹がいることが判明しています。
他に兄弟がいなければ4人家族で2人兄妹の長男として育ちました。

チバユウスケの父親は、日本の大手広告代理店に勤めていたことが判明しています。
数々の有名なCMを手掛けていたとのことで、もしかしたらクレジットに父親の名前が載っている広告があるかもしれませんね。

父親の職業以外の詳細は公表されていないものの、実家にはピアノがあり、チバユウスケは幼少期からヴァイオリンを習い、幼稚園から高校まで私立校に通っていました。

大手広告代理店といえば現在の年収は1000万円を軽く超えることも。
父親が勤務していた当時ももちろん大手企業なので、チバユウスケの実家は裕福な家庭だったことが窺えます。

チバユウスケの父親はすでに亡くなっています。
チバユウスケ詩集のあとがきにも父親が亡くなった話が書かれており、父親への思いが語られていました。

亡くなったのはチバユウスケがボーカルを務めていたロックバンド「The Birthday」のファーストツアー中です。

冷え込みが激しい冬、名古屋でのライブが終わってホテルで寝ていたところ、妹から電話があり、父親が亡くなったことが伝えられました。

父親は晩年は肺がんで入院生活を送っていたようで、チバユウスケは「なんとなく予感はしてた」と明かしています。

しかし正月には実家に父親が帰ってきていて、少し痩せていたものの元気な様子だったこと、肺がんにもかかわらず酒もタバコもやめなかったこと、病院のベッドの下には空のワインのビンが何本も隠してあったことが語られました。

父親の訃報を受けて実家に帰ったチバユウスケが目にしたのは、そんな父親が棺桶に入った姿でした。
この時初めて父親の顔に触れ、「びっくりするほど冷たかった」と感じたことを明かしています。

その夜、チバユウスケは父親の顔を見ながらビールを飲み、ただ目を閉じてピクリともせずに眠っていた父親の姿を眺めていたといいます。

父親に対しては「良く殴られたし理不尽なことも言われたけど、俺は親父が好きだった」と語っており、亡き父との思い出を明かしました。