バンドの25周年を記念して、「トライセラトップス」が2022年4月29日から5月1日に宮城県で開催された東北最大級の音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST.22」の2日目のトリとして出演しました。

このステージには、親交のある岸谷香さんや「レミオロメン」の藤巻亮太さん、「GRAPEVINE」田中和将さん、「SHISHAMO」の宮崎朝子さんらもゲストとして出演したのですが、シークレットゲストとして出演したのが奥田民生さんだったんですよね。

和田唱さんはライブの翌日、自身のTwitterに次のようなツイートを投稿し、会場に足を運んでくれたファンや、お祝いの場に駆けつけてくれたゲストのアーティストたちに感謝の言葉を述べています。

このツイートで綺麗に終わっておけば良かったのですが…どうしても気持ちが収まらなかったのでしょう、それから約9時間後の同日深夜に、次のツイートを連投してしまうんですよね。

ちなみに、“亮太”は「レミオロメン」の藤巻亮太さん、“朝子ちゃん”は「SHISHAMO」の宮崎朝子さん、“香さん”は岸谷香さん、そして“カズマサ”は「GRAPEVINE」の田中和将さんのようです。

出演前にお酒を飲む行為を「照れ隠し」と一蹴し、“酔った勢い”でステージに上がってもよしとする風潮に、かなりキツい言葉で一石を投じるとともに、自分達よりも下の世代のアーティストに賛同を求めたわけです。

大抵、夜中に思いの丈を綴った文章ってのは、一夜明けると「自分が書いたことが信じられないくらい」陳腐に思えるものなのですが、和田唱さんの怒りはまだ収まっていなかったようで…。

一夜明け、前夜に連投したツイートに対して、寄せられていた賛否様々なリプライに対して、自身の考えを補足するように、次のツイートを投稿しています。

“裸の王様”呼ばわりまでしておきながら、やはり大御所に対して一定の配慮があったのか、さすがに名指しは避けた和田唱さん。

ただ、その泥酔していた大御所が奥田民生さんだったことは、誰の目から見ても明らかであり、実際、和田唱さんが最初に投稿したツイートの画像を拡大してみると…

まるで「名前こそ出さなかったけど、この画像を見れば誰のことを言ってるのかわかるでしょ」なんて言わんばかりの演出だったんですよね。

また、このフェスに参戦していた人たちからも、当時の奥田民生さんの泥酔っぷりに関する様々な証言が次々と寄せられており、もはや疑う余地がないよど既成事実化していたようです。

もっとも、奥田民生さんのファンからにとっては、ライブ中に酔っ払っていたり、タバコを吸うことなどお馴染みの光景のようで、あくまで「平常運転」との声が大多数を占めていたようです。