ちなみに、高橋みなみさんがAKBグループ以外の他のアーティストのビデオクリップに出演したことはこれが初めてのことで、彼女がジャミールのMVに出演することになった経緯は次の通りです。

そんなジャミールの認知度が一躍高まったのは、2011年から2016年まで放送されていたバラエティ番組「ネプ＆イモトの世界番付」に、「G20」と呼ばれる外国人タレント20人のうちのアメリカ代表として出演したことがきっかけでした。

また、同番組では、ジャミールが番組オリジナル・テーマソング「ボクラノセカイ」の作詞・作曲も担当していたんですよね。

以上のように、シンガーソングライターとしてだけでなく、親日タレントとしても活躍していたジャミールは、当時、大手芸能事務所である「レプロエンタテインメント」に所属していました。

しかし、2013年7月16日放送の「マジか!? 総資産1兆円超え! お金持ちお坊ちゃん＆お嬢様大集合!」と言うフジテレビの特番に、ジャミールはコストコの役員の息子として出演したんですよね。

その際、数々のぶっ飛んだセレブ・エピソードを披露して番組を盛り上げたのですが…放送直後にそれが真っ赤なウソだったことが発覚し、フジテレビが謝罪するとももに、ジャミールもブログで次の謝罪文を掲載するハメに…。

母親が別の大手スーパーで働いていたことを、どこをどう誤認すれば“コストコの役員”なんて話になるのか…イイワケにすらならない弁解を展開したジャミール。

もちろん所属事務所である「レプロ」にも、多くの批判が殺到したようで、このことを理由にジャミールは、レプロとの契約を解除されてしまったようです。

また、こんなことを平然としでかしてしまうジャミールですから、前述した経歴にある「高校時代に自主制作のアルバムを手売りで１万2000枚売り上げた」って話も、かなり盛っている可能性が高そうですね。

この記事の前半部分でも紹介したように、ジャミールは芸能界での人脈が広く、特にワンオクのTakaさんや佐藤健さん、RADWIMPSの野田洋次郎さんや桑原彰さん、城田優さんや三浦翔平さんたちとよく遊んでいたことで知られています。

そんな中でも特に親しかったのが、ONE OK ROCKのTakaさんと俳優の佐藤健さんで、ジャミールはこの2人の“取り巻き”だったとも言われているようなんですよね。

ジャミールは、2014年にヒップホップ・ユニット「Grown Kids（グロウンキッズ）」を結成していますが、同ユニットのデビューシングルのMVがこちら。