そんな水前寺清子さんですが、実はこの曲を恩師である星野哲郎さんから手渡された際、演歌一筋できたため、なんで私が行進曲なんか歌わなきゃいけないんだ！と思い、‟絶対にイヤです！”と断ったのです。

しかし最終的に星野哲郎さんに説得されレコーディングをした水前寺清子さんは、ささやかな抵抗で独自に2か所だけアレンジしいざリリースすると、子供たちから『ワンツーのおねえちゃんだ！』と呼ばれるようになり、世代を超えた大ヒットとなったのです。

そして同作はシリーズ化されるほどの大ヒットとなった水前寺清子さんですが、歌手活動に専念したいとして第3シリーズで降板すると、第4シリーズは主演が佐良直美に交代となったのです。

いかがでしたでしょうか。

この記事では、水前寺清子さんの昔の若い頃の経歴や活躍、そしてなぜチーターなのか由来などについてまとめました。

裕福な生活から一変し夜逃げ同然で両親と上京した水前寺清子さんは、貧しいながらも父親が歌を続けさせてくれ、15歳でコロンビアコンクールで2位に入賞すると、星野哲郎さんに師事し1964年に歌手デビューしたのです。

そして『三百六十五歩のマーチ』の大ヒットにより歌手としての地位を確立した水前寺清子さんは、ホームドラマ『ありがとう』の大ヒットにより女優としてもブレイクしたのです。

そんな水前寺清子さんはチーターではなく‟チータ”の愛称でデビュー当時から親しまれており、由来は恩師である星野哲郎さんが『ちいさなたみちゃん』と呼んだことからきており、動物のチーターとは一切関係なかったのです。