山本コウタローは講師を務めていた大学で環境学について教えていたようで、1995年には環境学を学ぶためにわざわざイギリスに足を運んでいます。彼は1970年代に大気汚染を取り上げた「ハナゲの唄」という歌を出していて、その後は公害に苦しむ住民たちから講演会の依頼があったのだとか。そこで現地を訪れた彼は日本の影の部分を目の当たりにしたようで、この経験から環境学に興味を持つようになったのだそうです。

山本コウタローはタレントや大学講師といった活動が目立っていましたが、現在までミュージシャンとしての活動は続けています。2005年にはウィーエンドのメンバーを集めて「山本コウタローとほぼウイークエンド」を結成。2019年頃までミュージシャンとして歌声を披露していたようです。

山本コウタローは2000年代以降は俳優としても活動していたようで、人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」シリーズに出演していました。じつは彼は同ドラマに出演していた角野卓造とは学生時代からの親友で、ドラマにも角野卓造演じる小島勇の友人として出演していました。

山本コウタローは長年に渡って白鷗大学で講師や教授を務めてきましたが、2019年に定年退職を迎え、その後は長年の功績から同大学の名誉教授となりました。

ちなみに彼は同大学の学長とは50年以上前に音楽を通じて知り合ったようで、学長自身も音楽活動をしていたことがあったのだそうです。

山本コウタローは2022年7月4日に死去したことが報じられ話題になりました。享年73歳でした。山本コウタローは晩年は体調を崩して療養中だったことが明かされていて、身体が弱っていたことが伺えます。

山本コウタローの死因については公式サイトで「脳出血」と公表されています。脳出血は脳の血管から出血が起こるもので、前触れなどはほとんど無いのが特徴となっています。

そのため、山本コウタローの死去は突然のことだったと思われ、家族や関係者も驚いたのではないかと思われます。

山本コウタローの葬儀について近親者のみで執り行われたことが公式サイトにて明かされていて、これは本人の意思によるものだと明かされています。

葬儀が行われた場所やお墓などはわかっていませんが、今後はファンに向けて何かしらの発表があるのかどうかが待たれます。

山本コウタローは死去しましたが、今後はお別れ会などはあるのでしょうか？これについては公式からのアナウンスはなく、いまのところ予定はされていません。

ただ、生前はシンガーソングライターとして活躍し、数多くのミュージシャンとも交流を持っていたことからミュージシャンたちが有志で集まり、追悼ライブなどを行う可能性は考えられます。