FIELD OF VIEWが売れなくなった理由は諸説ありますが、もっとも大きいとされるのが坂井泉水の存在です。彼らは彼女が作詞した楽曲でブレイクしていて、彼女が作詞を降りてからはCD売上は下降線を下り、人気は一気に低迷してしまいました。実際に彼らのCDは坂井泉水の「ZARD」のファンも多く購入していたようで、彼女が曲を手掛け無くなり、ファンも自然と離れていったものと思われます。

FIELD OF VIEWは当時「ビーイング」という事務所に所属していて、この頃はZARDや大黒摩季など、ミリオンヒットを連発するアーティストが多く在籍していました。

ですが、1990年代後半からは徐々に同じような曲調の楽曲ばかりとなり、坂井泉水が作詞から降りたことも重なり、「飽きられてしまった」という見方が強いのだとか。

FIELD OF VIEWは2001年に18枚目シングル「夏の記憶」をリリース。このときはバンド名を「the FIELD OF VIEW」に改名し、レコード会社も変更して心機一転を図ります。

ですが、彼らの人気は変わることはなく、CDの売り上げが伸びることはありませんでした。

FIELD OF VIEWの解散理由については不仲説も流れていて、メンバー同士仲が悪かったのではないかと言われています。バンドとして大ブレイクを果たしたものの、以降は下降線を下っていたため、不仲になるのも無理はありませんが、本当に不仲だったのかどうかはわかっていません。

FIELD OF VIEWはネットで「死亡」と話題になっているようですが、彼らメンバーの中で亡くなった人物はいません。なぜこのような噂が流れているのかはわかりませんが、少し悪質さを感じさせます。

FIELD OF VIEWは現在ボーカルの浅岡雄也とドラムの小橋琢人の2人で再結成を果たしていて、2020年に25周年を迎え、ライブの開催が発表。その後、コロナ禍で延期となり、2021年に改めて「FIELD OF VIEW 25th Anniversary Special Live」が開催されました。

現在も彼らは浅岡雄也と小橋琢人の2人にサポートメンバーを加えて活動していて、今後もFIELD OF VIEWとして活動を続けることがアナウンスされています。

FIELD OF VIEWは2020年に浅岡雄也と小橋琢人の2人で活動再開となりましたが、2022年9月28日に新曲「きっと」がリリースされました。この楽曲は浅岡雄也が作詞を担当していて、なんとFIELD OF VIEWとしては20年ぶりの新曲となりました。

FIELD OF VIEWは2012年にビーイングアーティストが集うライブツアーにて一時的に再結成を果たしたこともありました。このときは小田孝以外のメンバー全員が集まっていて、小田孝のみ全公演不参加となっています。

また、FIELD OF VIEWを脱退した安部潤も復帰を果たしていて、小田孝以外の4人が揃ったこともありました。

浅岡雄也はFIELD OF VIEWの解散後から現在までソロアーティストとしての活動を続けていて、現在はソロデビュー19年目に突入しています。現在はライブ活動を中心に行っていて、YouTubeではライブの様子を発信するなどしています。

浅岡雄也と言えば「爽やか」な印象を抱く人は多いと思いますが、過去に出演した「有吉反省会」にてじつはかなりブラックな性格な持ち主であることが判明しています。彼は自身のTwitterにて日々愚痴をツイートしているようで、「整体行ったら大はずし。金返せ!」や「電車降りながらゲームやっている奴に軽く殺意」など、全然爽やかではないことが話題になりました。

小橋琢人は現在もミュージシャンとしての活動を続けています。彼は2004年から2006年にかけて「Soul Watt!」というバンドで活動していて、当時はライブハウスなどで曲を披露していたのだとか。その後はサポートドラマーとして活動していて、現在は浅岡雄也のサポートも行っています。

小橋琢人は現在FIELD OF VIEWの再結成に参加していて、今後も活動は継続することが明かされていますが、こちらの活動がメインになるとは考えづらく、バンドでの活動自体はそこまで多くはありません。ただ、ボーカル浅岡雄也のサポートやその他アーティストのサポートもあるため、合間を縫ってのバンド活動になるのではないかと思われます。

小田孝はFIELD OF VIEWの解散後は芸能事務所「研音」に所属し、音楽ディレクターとして活動していたことがわかっていますが、現在も音楽ディレクターを続けているのかどうかは不明のままです。

また、彼はSNSなどで情報発信を行っておらず、現在の情報は一切ありません。