その後アイドル歌手を卒業した小柳ルミ子さんは、1970年後半から1980年前半にかけて『冬の駅』や『星の砂』、『来夢来人（ライムライト）』や『お久しぶりね』などのヒット曲を連発し、本格派の歌手として成長を遂げたのです。

こうして歌手として順調そのものだった小柳ルミ子さんですが、1982年に事務所の反対を押し切って映画『誘拐報道』に犯人の妻役で出演すると、いきなり日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞したのです。

さらにバラエティ番組で志村けんと演じたコントでも存在感を発揮した小柳ルミ子さんは、その後『8時だョ!全員集合』ではゲストとして最多出演となり、『ドリフ大爆笑』に出演するなどお茶の間に笑いを届け人気を集めたのです。

こうして歌手、女優として大成功を収めていた小柳ルミ子さですが、1989年の36歳の時に電撃婚を発表したのです。

しかも相手は13歳も年下の自身よりも格下のバッグダンサーだったこともあり、当時はかなり大きくニュースに取り上げられたのです。

そして結婚後は夫婦での活動の場を増やした小柳ルミ子さんは、2人でのテレビ出演の他、ディナーショーの開催や舞台への出演など多くの場で共演し、おしどり夫婦として知られたのです。

しかしその後、大澄賢也さんから離婚を希望された小柳ルミ子さんは、離婚の条件として慰謝料1億円を支払ってもらい、2000年に12年間の結婚生活にピリオドを打ったのです。