名前：鈴木 義親（すずき よしちか）
生年月日：1970年5月5日
出身地：東京都
職業：DJ

YOGGYは「EAST END」でDJとして活動しているメンバー。グループでは作曲も担当していて、EAST END×YURIの楽曲も彼が作曲を手掛けています。

その音楽性は高い評価を集めていて、DJとしてだけでなく、ヒットメーカーとしても注目の存在となりました。

YOGGYはEAST ENDのDJとして知られていますが、じつは元々彼もラッパーとして活動していて、同級生のGAKUとともに活動していました。当時彼らが所属していたのは「ファンキー・ニュー・スタイル」というユニットで、その活動の中でROCK-Teeに出会い、EAST ENDの結成となりました。

名前：市井 由理（いちい ゆり）
生年月日：1972年12月20日
出身地：東京都
職業：元歌手、アイドル

YURIは「EAST END×YURI」でラップを担当していたメンバー。グループでは紅一点で、女性のラッパーということもあり、大きな注目を集めました。

また、彼女はそのキュートな容姿でも人気を集め、グループの顔として人気をけん引していました。

YURIは元々アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」に所属していたメンバーで、このグループには篠原涼子なども在籍していて、彼女は主要メンバーとして当時から人気を集めていました。

ちなみにEAST END×YURIの結成当初はまだ東京パフォーマンスドールに在籍していたようで、デビューするにあたって卒業することになりました。

YURIはEAST END×YURIとしての活動をはじめたあと、女優としても活動していたようで、1994年12月の映画「愛の新世界」でデビュー。この映画では作中で格闘シーンにも挑戦していて、女優としても注目を集めました。

ただ、女優としての活動はこれだけで、以降はとくに女優業は行っていませんでした。

YURIはEAST END×YURIとしてデビューする前からソロ歌手としても活動していて、EAST END×YURIでのブレイク後はより一層の注目を集め、アルバム・シングルを立て続けにリリース。

ですが、1997年にシングル「furniture」をリリースしたあとは歌手活動を休止し、ソロ活動は終了してしまいました。

YURIはソロ活動を終了したあと、すべての芸能活動を停止してイギリス・ロンドンへ語学留学。その後は1999年までロンドンで過ごし、帰国後はとくに芸能活動をすることなく、表舞台から姿を消しました。

YURIはイギリス留学から帰国したあと、ファッションデザイナーのNIGOと結婚したことが話題になりました。結婚後は2人でメディアに登場することはほとんどなく、YURI自身も芸能活動を行っていなかったため、結婚生活は謎に包まれていました。

その後、2002年に2人が離婚したことがメディアで報じられ、これ以降YURIの消息は不明となってしまいました。

名前：角田 頼泰（かくた よりやす）
生年月日：1970年12月8日
出身地：東京都
職業：DJ

ROCK-Teeは「EAST END×YURI」でデビュー後すぐに脱退した元DJ。彼は元々EAST ENDのメンバーで、「DA.YO.NE」のリリース後に脱退。彼が脱退した理由は「方向性の違い」からで、EAST ENDからも去ってしまいました。

そのため、EAST END×YURIとしての活動はほとんど行っておらず、以降は音楽業界から一時期離れていたのだとか。

ROCK-TeeがEAST ENDのメンバーと出会ったのは高校時代に出場したラップコンテスト。そこで彼はGAKUと出会い意気投合。その後は大学の入学式で偶然GAKUと再会を果たし、そこからYOGGYも含めて親交がスタート。

当初は3人ともバラバラに活動していましたが、1990年に3人で「EAST END」を結成。DJとしての活動がスタートしました。

ROCK-Teeは「EAST END×YURI」を脱退したあと、原宿に「CRIB」というショップをオープン。EAST ENDの元メンバーの店ということもあって話題になり、大きな人気を獲得します。

当時はRIP SLYMEのPESやKICK THE CAN CREWのKREVAなどもこのショップで働いていて、ラッパーたちからの人気が高かったのだそうです。

EAST END×YURIは2022年9月にGAKUが参加するユニット「ウカスカジー」のライブにシークレットゲストとして登場。このときはメンバー全員が揃い、「DA.YO.NE 」や「MAICCA〜まいっか」を披露。

このステージはEAST END×YURIとして「26年ぶり」のものだったようで、ライブの最後を彩りました。