四男の前田亨は、2012年に社交ダンスのプロダンサーである近藤悠果と結婚しています。

現在は妻と共に「前田ボールルームダンス」を運営しており、教室のインスタグラムには前田亨と近藤悠果の夫婦での社交ダンスの写真や映像も投稿されていました。

妻の近藤悠果は教室でバレエレッスンなども行なっており、美しくしなやかに舞う姿が生徒さんからも人気なようです。

前田吟は長男・次男・三男に対する子育ては非常に厳しかったようですが、年の離れた四男にだけは異常に甘かったと言われています。

前田吟が次男と四男を伴ってトーク番組「徹子の部屋」に出演した際、息子から子育て法の違いを暴露されていました。

次男の前田淳によると、子供の頃は父親と喋る機会すらほとんどなく、朝起きて挨拶したらその日はそれきり会話がない日も多かったと明かしています。

その一方で四男・前田亨にだけは甘く、四男自身も「友だちみたいな感じでした」と語るほど距離の近い親子関係だったことを明かしています。

実家で暮らしていた頃は前田吟と四男が毎晩一緒にお酒を飲み、テレビでスポーツ観戦をしたり映画を見たりと、とても仲の良い親子関係を築いていたようです。

前田吟には血の繋がった娘はいませんが、2022年に再婚した箱崎幸子は、前夫との間に1男2女を生んでいます。

そのため息子が1人、娘が2人増えたことになりますが、子供たちは全員が成人して独立しており、新たに親子関係を築いているという情報は語られていません。

前田吟の再婚相手となった箱崎幸子は、常磐炭坑で働く父親のもとに末っ子として生まれ、幼少期からピアノやバレエを習っていました。

美貌にも恵まれていたことから高校卒業後に入社した会社に推薦されて「ミスいわきコンテスト」にエントリーし、読者投票50万票のうち9万5000票を獲得する人気でグランプリを受賞しました。

21歳の時にバーで偶然隣り合わせた歌手・箱崎晋一郎と出会い、「熱海の夜」のヒット以降鳴かず飛ばずだった箱崎晋一郎の荒んだ雰囲気を見て〝何とかしてあげたい〟と感じ、2人で会うようになって交際をスタートさせました。

ただ、箱入り娘だった箱崎幸子の両親は、水商売である芸能人との結婚に猛反対。
半ば駆け落ち同然で家を飛び出し、出会いから6年後に正式に結婚しました。

息子1人・娘2人の子供に恵まれるも、夫の歌手活動は「抱擁」が単発でヒットした程度で低迷しており、経済的に追い詰められて自律神経失調症や過呼吸症候群に苦しんでいたといいます。

そして1963年の夏に夫ががんで息をひきとり、箱崎幸子は夫のヒット曲「抱擁」を店名にして東京・赤坂の一等地にラウンジを開店しました。

2004年に地元に戻り、福島県いわき市で「ラウンジ 抱擁」を開店しましたが、たまたま訪れた荻窪のスナックで前田吟と運命の出会いを果たし、お互いに連れ子を伴って高齢での再婚に至りました。

お互いに子供たちはすでに大人になっており、現在は夫婦二人きり水入らずの新婚生活を楽しんでいるようです。

前田吟の子供、息子や娘についてお届けしました。
孫やひ孫までいる前田吟ですが、これからも末永く幸せな生活を送り続けてほしいですね。