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バンド『サンハウス』として活動する中、シーナと出会う

一念発起し、九州大学へ進学

一念発起し、九州大学へ進学

しかし当時、ロックへの風当たりが強く母親からも反対されていた鮎川誠さんは、九州大学への進学を条件に許されたため、現役で九州大学を受験するも、ロックに熱中しすぎて失敗すると、そこから1年間必死に独学で勉強して九州大学農学部に入学したのです。

大学在学中に『サンハウス』を結成し、卒業後にデビュー

大学在学中に『サンハウス』を結成し、卒業後にデビュー

そして浪人時代に知り合ったバンド『ジ・アタック』に加入した鮎川誠さんは、その後1970年にブルースバンド『サンハウス』を結成したのです。

そんなサンハウスはただコピーするだけでなくオリジナル曲も演奏すると、‟めんたいロック”と呼ばれるムーブメントの先駆けとなり、人気を集めたのです。

1970年、シーナと出会う

1970年、シーナと出会う

そんな中、サンハウスのライブを見に来た当時高校3年生だったシーナと出会った鮎川誠さんは、すぐに意気投合し交際を始め、同棲をスタートさせたのです。

音楽が大好きで、ものすごく詳しくて話が尽きない。その日から僕らは一緒に暮らし始めました。「私がサンハウスの一番のファン」「サンハウスは私が見つけた」とまで言いよった。うれしかったね。それが、シーナとの出会いでした。
結婚し、双子の娘が誕生

結婚し、双子の娘が誕生

そしてサンハウスとして1975年にデビューした鮎川誠さんは、結婚し1976年に双子の女の子が生まれると、シーナさんの両親の言葉に甘えて彼女の実家に居候し、福岡に通勤しながらバンド活動をする日々を送ったのです。

出典:YouTube

サンハウスの解散を機に上京し、『シーナ&ザ・ロケッツ』としてブレイク

義父の後押しにより、子供を預けて上京

義父の後押しにより、子供を預けて上京

しかし1978年にサンハウスが解散し双子の娘を抱え悩んでいた時、義父から『福岡におっちゃダメばい。やっぱ東京でね、勝負かけんとね』と後押しされた鮎川誠さんは、東京で勝負する決心をし、義理両親に双子を預けてシーナさんと上京したのです。

1978年、『シーナ&ザ・ロケッツ』を結成

1978年、『シーナ&ザ・ロケッツ』を結成

その後、シーナさんと一緒にレコーディングに行った鮎川誠さんは、歌う予定だった歌手がシーナさんに‟あなたのほうが歌えるんじゃない?”とマイクを渡したことがきっかけとなり、1978年に『シーナ&ザ・ロケッツ』を結成したのです。

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レコーディングに連れていったら、僕が作った曲を歌う予定だった歌手の方が突然、「あなたのほうが歌えるんじゃない?」とシーナにマイクを振ったんです。「いいよ。1、2、3、ゴー!」と歌い出した。その歌声に周りがみんな驚いて「すごくいい!」と。
『ユー・メイ・ドリーム』のヒットによりブレイク

『ユー・メイ・ドリーム』のヒットによりブレイク

そんなシーナ&ザ・ロケッツは1978年に『涙のハイウェイ』でデビューすると、翌1979年にリリースした『ユー・メイ・ドリーム』がJALマイ・ハート・キャンペーンのCMに起用されブレイクしたのです。

出典:YouTube

そしてニューヨークの伝統あるライブハウス『CBGB』に出演しヨーコ・オノらも激励に駆け付けたシーナ&ザ・ロケッツは、日本を代表するロックバンドとなり、鮎川誠さんは黒縁メガネをトレードマークに日本を代表するギタリストととなったのです。

俳優としても活躍

テレビドラマや映画に出演

テレビドラマや映画に出演

こうしてシーナ&ザ・ロケッツとして人気を博した鮎川誠さんですが、ミュージシャンとしてだけではなく、俳優として映画『ジャージの二人』やテレビドラマ『愛情物語』、『ちゅらさん』などに出演しています。

さらに鮎川誠さんは全国区の『ポカリスエット』を始め、『ポプラ』など九州のローカルCMにも多く出演しており、中でも『黒霧島』のCMは大ヒットとなり、製造が追いつかない事態になるなるなど、その人気ぶりは凄まじいものだったのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、ハーフである鮎川誠さんの父親と母親など実家の家族、そして昔の若い頃についてまとめました。

アメリカ人の進駐軍の父親と日本人の母親の下に生まれ、3歳から母親と2人での生活を送った鮎川誠さんは、父親が残してくれたレコードなどにより幼少期から洋楽に触れると、中学でギターを始め高校からバンド活動をスタートしたのです。

そして大学在学中にサンハウスを結成しシーナさんと出会った鮎川誠さんは、その後、結婚し子供が誕生するも、義父の後押しにより上京すると、それが功を奏し『シーナ&ザ・ロケッツ』としてブレイクしたのです。

そんな鮎川誠さんのご冥福をお祈りいたします。

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