15位：本当におしまいの話

「本当におしまいの話」は、アルバム『Tokyo7』(2009)に収録されている楽曲で、ゆったりとしたビート、まったりとウォームなコード感に、ねっとり具合と乾燥の程度とが程よい鈴木慶一メロディが乗る、どこかビートルズを連想させる名曲です。

14位：Frou Frou

「Frou Frou」は、アルバム『ANIMAL INDEX』(1985)に収録されている楽曲で、作曲はダンディーなかしぶち哲郎によるものです。彼の楽曲でも『スカーレットの誓い』と並んでアグレッシブで、そしてちょっとセンチで、またライブの定番となっていたかっこいい人気ナンバーです。

13位：無防備都市

「無防備都市」は、アルバム『カメラ=万年筆』(1980)に収録されているムーンライダーズの名曲です。ポストパンクなギターサウンドのイントロを軸に展開していき、メロディの展開部以外は終盤まで割と本当にこれで貫き通すところがザ・ニューウェーブな潔い単調さが逆に評価されています。

12位： A FROZEN GIRL,A BOY IN LOVE

「 A FROZEN GIRL,A BOY IN LOVE」は、アルバム『DON’T TRUST OVER THIRTY』(1986)に収録されている楽曲で、バイオリン・トランペット・マンドリンそしてコーラス担当の武川雅寛氏の作曲で、随一の名曲と言われています。

11位：スイマー

「スイマー」は、アルバム『NOUVELLES VAGUES』(1978)に収録されている楽曲です。このアルバムは70年代ムーンライダーズの中でも一番「ムーンライダーズっぽさ」があった上で聴きやすいと言われており、そのアルバムの最初に収録されています。

10位：Sweet Bitter Candy

「Sweet Bitter Candy」は、アルバム『月面讃歌』(1998)に収録されている楽曲で、ムーンライダーズの曲の中でも特にボップな仕上がりになっています。

9位：ダイナマイトとクールガイ

「ダイナマイトとクールガイ」は、アルバム『A.O.R.』(1992)に収録されている人気の曲で、サビの強いメロディはビターな歌詞とともに、歌ものムーンライダーズでも最もキャッチーな曲と評価されています。

8位：No.9

「No.9」は、サントラ『東京ゴッドファーザーズoriginal sound track』(2003)に収録されている楽曲です。ベートーベンの交響曲第9のカバーで、ひどく歪んだアレンジと歌詞を意図的にぶつけ、しかもレゲエ調に仕上がっている話題作です。

7位：Cool Dynamo, Right on

「Cool Dynamo, Right on」は、アルバム『MOON OVER the ROSEBUD』(2006)に収録されている楽曲で、2000年代の、文句なしの代表曲と言われています。メロディーからしてムーンライダーズっぽいと言われています。

6位：Bitter Rose

「Bitter Rose」は、アルバム『P.W Babies Paperback』(2005)に収録されている楽曲で、作曲は岡田徹が担当しています。西洋的・クラシカルでコンチネンタルな嗜好と、現代インディロックを折衷したようなアレンジに仕上がっています。

5位：工場と微笑

「工場と微笑」は、アルバム『マニア・マニエラ』(1982)に収録されている人気ナンバーで、イントロの、ギターとも何ともつかない音の圧倒的な存在感が話題になりました。

4位：スカーレットの誓い

「スカーレットの誓い」は、アルバム『マニア・マニエラ』(1982)に収録されている楽曲です。ムーンライダーズ随一のアンセムと言われる曲で、ライブの最後に演奏されるのが定番になっています。

3位：ヴィデオ・ボーイ

「ヴィデオ・ボーイ」は、アルバム『MODERN MUSIC』(1979)に収録されている楽曲で、ファンからは「冒頭のフライングっぽい入りのギター音が
生生しくてカッコいい！」「かしぶちさんのハイハットの叩く回数の少なさが渋いなあ」など賞賛されています。

2位：くれない埠頭

「くれない埠頭」は、アルバム『青空百景』(1982)に収録されているムーンライダーズの名曲のひとつです。作曲は鈴木博文で、シティポップなアレンジが加えられたクラシカルな曲です。

1位：9月の海はクラゲの海

「9月の海はクラゲの海」は、アルバム『DON’T TRUST OVER THIRTY』(1986)に収録されている人気ナンバーです。長いムーンライダーズの歴史の中でも重要な曲で、昭和の名曲のひとつにも数えられています。