そして北は北海道から日本中を放浪した嘉門タツオさんは、名前が無くなったことに愕然とし‟桑田佳祐さんなんかに名前を付けてもらえたらいいな”と考えながら鹿児島の与論島に行きつくと、そこで昔お世話になったディレクター経由でアミューズ社長に録音したテープを聞いてもらい評価を受けたことがきっかけで、アミューズの契約社員としてサザンオールスターズの『チャコの海岸物語』をPRする仕事を請け負ったのです。

そしてツッパリのあるあるネタが若者にうけてヒットした嘉門タツオさんは、その年の『YTV全日本有線放送大賞』や『TBS日本有線大賞』の新人賞に輝くと、翌1984年にリリースした『ゆけ!ゆけ!川口浩!!』もヒットを記録したのです。

そして完結編である『替え唄メドレー3』がオリコンチャートで3位にランクインした嘉門タツオさんは、翌1992年には同曲で紅白歌合戦への出場も果たし、大ブレイクしたのです。

そんな嘉門タツオさんの嫁こづえさんは、実は2002年に脳腫瘍の摘出手術を受けており、それを受け入れ病を乗り越えての結婚だったため、当時は大きな話題となったのです。

※嫁こづえさんは2022年春に脳腫瘍が再発し、同年9月に57歳という若さで死去しています。

いかがでしたでしょうか。

この記事では、嘉門タツオさんの破門理由や昔の活躍など若い頃についてまとめました。

ラジオの世界に憧れ、当時ラジオで活躍していた落語家の笑福亭鶴光さんに16歳で弟子入りした嘉門タツオさんは、19歳で憧れのヤングタウンに出演したことがきっかけで落語家になりたかった訳ではないことに気づくと、その後は弟子としての仕事がおろそかになり、1980年に破門を宣告されたのです。

そして放浪旅での出会いから桑田佳祐さんと出会った嘉門タツオさんは、桑田佳祐さんから嘉門という名前をもらったことで運気が上昇し、歌手デビューと共に人気を集め、替え唄メドレーで歌手としての地位を確立したのです。

そんな嘉門タツオさんは飲酒運転事故により現在は活動休止中となっており、今後の進退にも注目です。