名前：清水 由貴子（しみず ゆきこ）
生年月日：1959年9月7日
出身地：東京都
血液型：A型
職業：歌手、女優、タレント

清水由貴子は昭和の時代に活躍した人気のアイドル歌手。彼女は1977年に「お元気ですか」という楽曲で歌手デビュー。当時は榊原郁恵や高田みづえと一緒に「フレッシュ3人娘」と呼ばれ、絶大な人気を集めました。

当時は様々な新人賞を獲得していて、その後の活躍にも大きな注目を集めました。

清水由貴子は歌手として活動したあとは女優に転向。様々なドラマや映画に出演するようになり、大きな人気を集めました。また、当時は「ヤクルト」のCMシリーズに出演していて、こちらのCMでも長年に渡って出演を続けました。

また、この頃から母親役を演じることが増え、アイドル時代とはまた違った姿を見せるようになりました。

清水由貴子がデビューしたきっかけは人気オーディション番組「スター誕生！」です。彼女は1976年の決戦大会で、イルカの「なごり雪」を披露。このときはのちのピンク・レディーとなる根本美鶴代と増田恵子を抑えてグランドチャンピオンに輝きます。

その後はデビューに向けて万全の体制が取られ、1年後の1977年に歌手デビューを果たしました。

清水由貴子は幼少期の頃から音楽が大好きだったようで、早くに父親がオルガンを買い与えます。小学校では合奏団に所属していて、当時はマリンバを担当していたのだそうです。

中学からはフォークソングに夢中になり、アルバイトでお金を貯め、中古ギターを購入してギターの練習にも明け暮れたのだそうです。

清水由貴子は2000年代に入ってからも女優としての活動が続き、2003年にはドラマと映画それぞれで主演も務めていました。その後はCM出演なども行い、順調に活動を続けていましたが、2006年に長年お世話になった芸能事務所を退社します。

そして2007年にそれまでレギュラーを務めていた番組を降板し、芸能界を引退してしまいました。

清水由貴子は芸能界を引退した2年後の2009年に自殺したことが報じられ、大きな話題を集めました。彼女の死去は当時数多くのメディアが取り上げ、その死因や理由にも注目が集まりました。

清水由貴子の死因については「硫化水素」ということが判明していて、当時彼女は硫化水素が充満した黒いポリ袋を顔に被って亡くなっていたのだそうです。

清水由貴子が亡くなっていた場所はなんと「父親の墓石の前」。彼女は黒いポリ袋を頭から被って倒れているところを発見され、すぐに救急車で運ばれたのだそうです。

彼女がなぜ父親の墓石の前を選んだのかはわかりませんが、もしかすると父親のもとへ行きたかったのかもしれません。

清水由貴子は父親の墓石の前で亡くなっていたことがわかっていますが、このときは意識不明の母親も一緒にいたのだそうです。母親は車椅子に乗せられた状態になっていて、病院に運ばれなんとか一命は取り留めたのだそうです。

清水由貴子は自殺ということもあり、当時は多くのファンから「なぜ？」という声が多く挙がっていました。これについては「母親の介護疲れ」だということがわかっていて、生前は介護をしながら仕事に行くなど、肉体的にも精神的にもかなりきつかったのだそうです。

清水由貴子は死去した際、携帯電話に妹へ向けた未送信のメールがあったことがわかっていて、そこには「母ちゃんを連れていく事許して下さい」と綴られていたのだそうです。

このメールには絵文字なども使われ、パッと見は明るい文章のように見えたようですが、その内容はとても悲しいものでした。

清水由貴子が自殺した現場には「ご迷惑をかけてすみません」と綴られた手紙が置かれていたこともわかっていて、これは自身の行為で迷惑をかけることをあらかじめ想定して書かれたものだと思われます。

清水由貴子は生前に介護うつに陥っていたことがわかっていて、周囲には「母親の介護に疲れ、いい仕事ができない」と打ち明けていたこともわかっています。

また、彼女の妹は姉を気遣って家族旅行を計画していたようで、その旅行が実現されることはありませんでした。

清水由貴子の母親は昔から病弱だったようで、当時は糖尿病と腎臓病を患い、入退院を繰り返していたのだそうです。そのため、仕事と介護を両立させる生活はとても大変だったものと思われますが、周りにはいつも気丈に振る舞っていたのだそうです。

清水由貴子は自殺の前にそれまで勤めていた入力オペレーターの仕事を辞めていたことがわかっていて、これは亡くなる前の身辺整理ではないかと見られています。

清水由貴子の死については「自殺」ということになっていますが、ネットでは「他殺」という噂も流れているようで、その真相が気になるファンは多いようです。

ただ、今のところ他殺の証拠はないことから噂の域を出ることはありません。