名前：TATSU（タツ）
生年月日：3月7日（年齢非公表）
出身地：神奈川県

TATSUは、手話を取り入れたストリートダンスでパフォーマンスを行う音楽ユニット「HANDSIGN（ハンドサイン）」のメンバーです。

HANDSIGNはTATSUとSHINGOの2人により2005年に結成されたユニットです。
日本で初めてストリートダンスに手話を取り入れたパフォーマンスで新たなスタイルを確立し、2010年にはニューヨーク・アポロシアターの「アマチュアナイト」で優勝を果たしました。

2017年に実話を元に製作した1stシングル「僕が君の耳になる」をリリースし、2018年に2ndシングル「HANDSIGN」でユニバーサルミュージックよりメジャーデビューしました。

2023年6月26日、TATSUと女優の足立梨花が結婚したことを発表しました。

足立梨花はHANDSIGNが2017年にリリースしたシングル「僕が君の耳になる」のミュージックビデオに出演しており、撮影がきっかけで出会ったとのことです。

その後4年間にわたり交流はなかったものの、2021年に同曲が1000万回再生を達成したことで記念イベントが開催され、4年ぶりの再会を果たしました。

しかしそれ以降も私的な交流はなく、取材やイベントで顔を合わせるだけのビジネス上の関係を続けていましたが、2022年にHANDSIGNが主催した夏フェスに足立梨花が出演し、そこから食事に行くようになって交際に発展したとのことです。

二人は6月26日に都内区役所に婚姻届を提出し、すでに同居を始めていることが報告されました。

TATSUの本名は「中野 達朗（なかの たつろう）」です。

2016年3月9日号の神奈川新聞で本名が公開されており、「リーダーのTATSUこと中野達朗さん」と記載されていました。

ちなみに、TATSUは江戸時代後期の農政家・思想家の二宮金次郎の末裔です。
本人が公表しており、足立梨花との結婚発表会見では二宮金次郎をイメージして足立梨花を背負う姿を見せていました。

ここからはTATSUの経歴をお届けします。

2005年、TATSUとSHINGOの2人により、音楽ユニット「HANDSIGN」が結成されました。

結成のきっかけは2004年放送のTBS系ドラマ「オレンジデイズ」です。
柴咲コウ演じる聴覚を失った女子大学生と妻夫木聡演じる男子大学生が恋に落ちるラブストーリーで、TATSUは劇中で使われた手話に興味を持ち、当時好きだったレゲエミュージックに取り入れてみたいと考え、幼馴染のSHINGOに声をかけたことでHANDSIGNが結成されました。

手話初心者の二人は書店で本を購入し独学で勉強を重ね、手話とダンスを融合させたパフォーマンスで活動を開始。
クラブでパフォーマンスを披露して経験を積み、ニューヨーク・アポロシアターで開催された「アマチュアナイト」で優勝して話題になりました。

ストリートダンスに手話を取り入れた斬新なスタイルを確立したHANDSIGNは、現在までに様々な活動経歴があります。

2017年には聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会「第23回 夏季デフリンピック競技大会」で公式応援テーマソングを担当し、モデルの三城千咲とコラボして「HERO」を公開しました。

2018年には、神奈川県平塚市をPRする親善大使「湘南ひらつかアンバサダー」に就任しています。

2019年には、ローマ教皇フランシスコが来日する際に公式テーマソングとして制作された楽曲「PROTECT ALL LIFE」の手話振付を担当しました。

2020年にはこれまでの功績が評価され、「JCI JAPAN TOPY 2020」のグランプリを受賞。
さらに内閣総理大臣奨励賞、NHK会長奨励賞も合わせて受賞しました。