服部吉次が結婚した嫁は、かつて女優として活動した石井くに子です。
石井くに子は、1949年1月30日に東京都杉並区に生まれました。

嫁の石井くに子が女優として活動していたのは70年代頃で、現在は女優業をしていないため、生い立ちや経歴、現在の写真などの情報がほとんど残されていません。

女優になったきっかけなどは不明ですが、現役時代は1972年公開の映画「女囚さそり 第41雑居房」や、「白昼の襲撃」、「野蛮人のネクタイ」などに出演していました。

服部吉次との馴れ初めや結婚時期についても情報がほとんど残っていませんが、現時点では死去したという情報はないため、今も存命で結婚生活を続けているものと思われます。

服部吉次には2人の子供が誕生しており、長男と次男の2人兄弟の父親になっています。

子供たちの中でも次男の服部有吉は、世界を舞台に活躍したバレエダンサー、および振付師として活動しています。

服部吉次の子供・服部有吉は、1980年9月12日生まれ、東京都出身、身長162cmのバレエダンサー・振付家です。

祖父が偉大な作曲家の服部良一、父親が俳優の服部吉次、母親が女優の石井くに子、叔父が作曲家の服部克久という家系に生まれた服部有吉は、自身も子供の頃から芸事の世界に身を投じました。

幼少期からバレエを始め、1993年にプロのバレエダンサーを育成するためのジュニアバレエ団「AMスチューデンツ」に入所しました。

1994年にはドイツのハンブルク・バレエ学校に単身留学し、1999年にハンブルク・バレエ団に研修生として入団。2000年に正団員への昇格を果たしました。

2003年にソリスト昇格を果たしたことで、ハンブルク・バレエ団における東洋人初のソリストとなっています。

2006年にはアルバータ・バレエ団へ移籍し、2010年にはバンクーバーオリンピックの開会式にダンサーとして出演しました。
アルバータ・バレエ団では2016年に退団するまで10年間にわたりプリンシパルやコリオグラファーとして活動しました。

バレエダンサーや振付師として活動する中で受賞歴も多く、2001年に「Piece」でプリ・ドン・ペリニョン国際振付コンクール奨励賞受賞、2002年にハンブルク州立歌劇場でヴィルヘルム・オバーデルファー博士賞受賞、2003年に「Zero」でプリ・ドン・ペリニョン国際振付コンクール観客賞を受賞、2006年には舞踊批評家協会新人賞を受賞しました。

服部吉次には、兄である服部克久のもとに生まれた甥と姪もいます。

服部克久の長男・服部隆之は、幼少期より音楽の英才教育を受け、パリ留学後に作曲家・編曲家としての活動を開始。

1996年公開の映画「藏」、1997年公開の映画「ラヂオの時間」および「誘拐」で音楽を担当し、日本アカデミー賞の優秀音楽賞を受賞しました。

2021年には東京2020オリンピックの閉会式オープニング映像で「日本列島」が使用されるなど、日本の第一線で活躍している作曲家です。

また、兄・服部克久の娘で服部吉次の姪にあたる服部奈緒は、「株式会社 音楽畑出版」の代表取締役を務めています。

服部吉次に孫がいるかどうかは不明です。

息子の服部有吉は1980年生まれのため結婚して子供がいてもおかしくない年齢ですが、息子の結婚事情は不明で、孫の有無は明らかになっていませんでした。

華麗なる音楽・芸能一家の一員として生まれた服部吉次の家系図と家族についてお届けしました。
ジャニー喜多川からの性被害暴露で話題になった彼が今後どんな姿を見せていくのか、これからの服部吉次にも注目です。