名前：冠二郎（かんむりじろう）
本名：堀口義弘（ほりぐちよしひろ）
生年月日：1944年4月23日
出身地：埼玉県秩父市
職業：演歌歌手
没年月日：2024年1月1日

高校卒業後、作曲家の三浦康照さんへの弟子入りを経て1967年に『命ひとつ』で演歌歌手デビューした冠二郎さんは、10年という長い下積み時代を経て、1977年リリースの『旅の終りに』がテレビドラマ「海峡物語」の主題歌に起用され大ヒットを記録し、有名歌手の仲間入りを果たしたのです。

50年以上に渡り演歌歌手として活躍する冠二郎さん。実はデビュー当時、事務所の意向により実年齢よりも5歳若い18歳としてデビューし、以降ずっと年齢を5歳サバ読んでいたのです。

しかし2015年にサバ読んでいたことがバレてしまった冠二郎さんは、‟歌手生命も終わりだ！”と思ったそうですが、なぜか年齢サバ読みがバレたことで脚光を浴び、仕事が急増したのです。

約55年に渡り第一線で活躍した冠二郎さんですが、2024年1月1日に心不全により79歳で逝去しています。

埼玉県秩父市で生まれ育った冠二郎さんですが、残念ながら家族や兄弟に関する情報は一切ありませんでした。

冠二郎さんは72歳だった2016年に一般女性と結婚したことを発表しています。

そんな冠二郎さんの嫁は元歯科衛生士で、名前は‟味菜子”さんと言い、年齢はなんと冠二郎さんよりも31歳も年下で、当時は年の差＆2人とも初婚ということで大きな話題となったのです。

こうして31歳年下の美人妻と結婚した冠二郎さんと味菜子さんの馴れ初めは、2016年1月に静岡県で行ったイベントで出会い冠二郎さんが一目惚れしたことがきっかけで、その2週間後には味菜子さんの両親に挨拶に行き、3月に婚姻届けを提出と、出会ってからわずか2か月でのスピード結婚だったのです。

結婚後もラブラブ夫婦で知られた冠二郎さんと味菜子さんは、2020年3月にはデュエット曲『あなたは男でしょう』を発表しており、同曲は味菜子さんの父で作曲家の稲沢祐介さんが作曲し、冠二郎さんが1981年に単独で歌った作品でもあるのです。

72歳で初婚の冠二郎さんには子供はいません。

そんな冠二郎さんは結婚当初は‟子供は1人くらいなら”とコメントしていましたが、その後、子供が20歳の時に自身が90歳オーバーになることを考えると作れないとコメントしています。