名前：永井真理子（ながいまりこ）
本名：廣田真理子（ひろたまりこ）
生年月日：1966年12月4日
出身地：静岡県御殿場市
職業：歌手
所属レーベル：BLUE TONGUE

中学校の教師だった父親と美容師の母親、そして兄の4人家族で育った永井真理子さんは、子供の頃から大人しい性格だったものの音楽は昔から大好きだったため、小学生の時から兄のフォークギターで練習を始め、仲良しの友達と歌を歌うという日々を過ごしています。

そして小学生だったある日、友達から‟オーディション番組に出たいから、一緒に来て”とお願いされたため、一緒にオーディション番組『土曜音楽会いちばん星みつけた』に出演した永井真理子さんは、見事に合格したものの厳格な父親や学校にバレたらどうしようという思いから出演を断ったのです。

そんな永井真理子さんは中学になると厳格な父親から毎日のように怒られ、遊びに行きたくても全く遊びにいけないという窮屈な生活から、‟早くこの家を出て自由になりたい”と思うようになったため、父親に‟全寮制の高校に行きたい”と懇願したのです。

しかし厳しい寮生活により両親のありがたみが痛いほど分かった永井真理子さんは、高校の受験シーズンに父親の癌が発覚し余命宣告をされたため、音楽をやりたいという気持ちもありましたが、それよりも父親を安心させたいという思いから、昔から夢に掲げていた保育士になるため、日本女子体育短期大学保育科へ進学したのです。

そして父親へ合格を報告した永井真理子さんは、父親から‟1度きりの人生後悔しないように”という言葉を貰うと、短大へ入学と同時に音楽への情熱が爆発し、中央大学の音楽サークルで本格的にバンド活動をスタートさせたのです。

しかし音楽への夢が諦めきれなかった永井真理子さんは、メンバーがいないなら1人でやろうとデモテープを作成し、オリジナル曲数曲を持って1人でレコード会社にアタックしたのです。

そして数日後にレコード会社から返事がありデビューが決定した永井真理子さんですが、母親から‟短大卒業後デビューするように”と言われたため、在学中はレコーディングを行いながら保育士の資格を取得し、卒業後の1987年7月に1stシングル『Oh, ムーンライト』でデビューしたのです。

そんな永井真理子さんはデビュー前からラジオ番組がスタートしていたため、デビュー後はとんとん拍子でその名が世に知られるようになると、1989年にリリースした9thシングル『ミラクル・ガール』がテレビアニメ『YAWARA！』の主題歌に抜擢されたことで大ヒットを記録したのです。