音楽関係者によると、ぷすは近年、楽曲制作のクオリティに悩み、スランプ中だったことが明かされています。

ここ3〜4年で爆発的に売れた一方で、ぷすが作詞作曲を担当するツユの楽曲は〝二番煎じ〟〝誰かを真似たような曲調〟と厳しい指摘がされることも多く、ぷす本人もこの評判に悩んで気にしていたことが明かされています。

そのプレッシャーからか、私生活では女性をとっかえひっかえしたり、見るたびに違う女性を連れていたりと、派手な遊び方をしていたという証言もありました。

その重圧を裏付けるかのように、ぷすのSNSには情緒不安定に陥っていることが窺える愚痴が多く投稿されています。

レコード会社との契約解除に至った際には、「曲を作る事も、メンバーの事も、応援してくれているリスナーの事も、全てを後回しにして、高級車に乗って、毎日のようにブランド品を買って、女と遊ぶ事ばかり考え、金の計算ばかりしていました。自分は正真正銘のクズです。クリエイターを名乗る価値がありません。なので殺させてください」と、自身を責める投稿がありました。

また、殺人未遂事件の1ヶ月半前には、「音楽死ね死ね死ね…」「音楽は死ね 今回も完成してないです 俺、一回も音楽完成したことないんですよね この世で一番好きなはずなんですけどね 作業やってもやっても次から次へと気になる箇所が出てくるんですよね 周りも待たせるし連絡も色々くるし 頭が割れそうになりながらそれでも完成しないんです」といった投稿がされていました。

自身の心の中にある不満や不安を、ファンも多く見るSNS上でこういった形で吐露してしまうのは、精神的な重圧がもう限界に近かったのではないかと考えられます。

こうした状況がぷすを追い込み、彼女を刺し殺そうとする殺人未遂事件の動機につながっていったのではないでしょうか。

ぷすこと矢野麻也の逮捕時、あるメディアが近隣住民を取材したところ、数日前から矢野麻也の大声が聞こえていたことがわかりました。

近隣樹民は「あのマンションの方向から3日連続で男性の怒鳴り声が聞こえてきた。〝お前なんなんだよ、ゴラァ！〟みたいに、誰かを一方的に怒鳴りつけている様子」と明かしており、その様子は半グレのようなドスの効き方で、恐怖で毎日窓を閉めるほどだったといいます。

これらの情報から、ネット上の一部では彼女を刺し殺そうとした動機について「痴話喧嘩のもつれ？」「彼女を道連れに心中しようとしたのでは」「破壊衝動が彼女に向いてしまったのでは」とさまざまな憶測が飛び交っています。

今後捜査が進む中で動機がハッキリとしてくる可能性はあるので、捜査関係者からの続報を待ちたいですね。

ぷすこと矢野麻也の逮捕により、音楽ユニット「ツユ」は現在、事実上の解散となっています。

矢野麻也の逮捕を受けてツユが今後の予定について説明した投稿がこちらになります。

この投稿では、メンバーのmiroが2年かけて制作したピアノソロアルバム「TUYU Piano Collection」の発売中止が決定されたこと、5周年記念ライブとして開催予定だった2公演が中止されたことが発表されました。

また、事件の社会的影響を考慮したとして、KONAMIの音楽ゲームやプロジェクトセカイに収録されていた楽曲が削除・配信停止されました。

2024年6月8日にはツユが公式SNSを通じて今後の活動について声明文を公開し、今後はぷす以外のメンバー、スタッフ共にツユとしての活動を行わないことを発表しました。

公式SNSには「この度は、皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし申し訳ございません。彼害者の方の1日も早い回復をお祈り申し上げます」と謝罪した上で、「発売済みのCD や音楽配信、YouTube の Music Video、ファンクラブにつきましては関係者間で協議中のためお待ちいただきますようお願いいたします」と関係各所と協議中であることを明かしています。

その上で「今後、メンバーの礼衣と miro、サポートスタッフの AzyuN とマネージャーは、ツユとしての活動は行いません。また、ぷす氏にも関与いたしません。今まで支えてくださった関係者の皆様、そしてファンの皆様に心より感謝申し上げます。沢山のご声援をありがとうございました」と、事実上の活動停止となったことが伝えられました。

今後は起訴・不起訴や、示談の可能性、保釈、裁判、判決など、事件の進展の続報を待ちたいですね。

ぷすこと矢野麻也の彼女殺人未遂事件、動機や逮捕後の現在をお届けしました。
ぷすが今後どうなるのか、逮捕後の動向にも注目が集まります。