五十嵐ハルは高校に上がると友人たちと一緒にバンド活動を行っていて、当時はギター・ボーカルを務めていました。この頃は「RADWIMPS」や「ONE OK ROCK」、「MONGOL800」をコピーしていて、色んなバンドの楽曲を聴いていたのだそうです。

五十嵐ハルは通っていた高校の文化祭で「告白大会」のようなものがあり、そこで好きだった先輩の女の子に告白したことがあったのだとか。このときは全校生徒の前での告白ということもあり、恥ずかしさもあったようですが、無事にOKをもらって交際しています。

五十嵐ハルは高校時代に全校生徒の前で先輩の女の子に告白して交際していますが、このときの彼女からはその後に浮気をされたことを明かしています。

このときはかなり傷ついたようで、その経験をもとに曲を作ることは今でも多いのだとか。

五十嵐ハルがオリジナル曲を作り始めたのは高校3年生の頃。当時はバンドが解散する直前くらいのことで、ちょっと速めのロック調に仕立てたのだそうです。ちなみにこのときの楽曲は先輩だった彼女に浮気されたことをもとに作っていて、失恋ソングとして完成したのだそうです。

五十嵐ハルは高校を卒業したあとは警察学校に進んでいて、当時は卒業前に色々受けた結果、東京の警視庁だけ受かったからだと本人が明かしています。

また、高校時代は大学へ進学するつもりでしたが、ちょこちょこ授業をサボっていると評定が下がってしまい、大学への推薦がもらえなかったことで警察学校に行くことになったのだとか。

五十嵐ハルは警察学校入学後は角刈りにされ、10ヶ月間楽しい寮生活を過ごしていました。卒業後は都内の交番勤務になったようで、曲作りをしながらのんびり過ごしていました。

五十嵐ハルは交番勤務を経験したあと、機動隊へと配属され、その後は朝5時に始まり、夜遅くに終わるという非常に厳しい活動を強いられることに。

当時は音楽を作る時間はなく、理不尽なことだらけだったようで、精神的にも肉体的にも辛い時期を送りました。

五十嵐ハルは警察の機動隊に配属されてからはとても厳しい生活を強いられ、5年間勤めたのちに退職。警察を辞めたあとは音楽活動が本格化していて、楽曲制作も積極的に行っています。

五十嵐ハルは2017年頃から「ボカロPぺむ」として活動していて、当初はニコニコ動画で活動。彼は高校生の頃に「歌ってみた」動画がとても流行っていたようで、ひらがな2文字で活動していた人が多かったこともあり、「ぺむ」という名前で活動を始めたのだとか。

ボカロPとしての処女作は「フクサヨウ」という楽曲で、その後はニコニコ動画だけでなく、YouTubeにも動画投稿をはじめました。

五十嵐ハルはボカロP時代にあまりアイドルっぽく振る舞えなかったことやSNSを上手に使えなかったこと、さらに自分の名前を恥ずかしくて人に話せなかったことなどがきっかけとなり、現在の五十嵐ハルと言う名前に改名します。また、この頃からボカロPではなく、自分の声で歌うようになり、シンガーソングライターとしての活動がスタートしました。

五十嵐ハルはその後も音楽活動を続け、2023年に日本コロムビアの新人発掘プロジェクト「Filter Project」でデビューが決まります。

そして、「センチメンタルヒーロー」と「パズル」という楽曲をリリースし、シンガーソングライターとして大きな注目を集めるようになりました。